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<エンジン欠損>全日空、日本エアコミの計5機で見つかる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000039-mai-soci
兵庫県尼崎市上空で先月、大阪(伊丹)発高知行き全日空プロペラ機内から煙が発生したトラブルで、全日空は16日、同型の3機のエンジンで欠損が見つかったことを明らかにした。全日空はエンジン交換の必要が生じたとして同日の発着便5便を欠航にした。また日本航空系の日本エアコミューターも同型機2機について不具合が見つかったとして9便を欠航にした。
問題の航空機はカナダ・ボンバルディア社製のプロペラ機DHC8―402型。全日空では保有する同型8機のうち3機で、日本エアコミューターは5機のうち2機について、それぞれエンジンコンプレッサーの部品の一部に欠損が確認されたという。エンジンはプラット&ホイットニー・カナダ社製の「PW150A」型。
国内で運航されている同型機は両社の計13機とみられる。18日には両社とも平常の運航に戻る見通し。
トラブルは6月17日午前10時55分ごろ、全日空1609便(乗員乗客64人)の機内で煙が充満し、同便が伊丹空港に緊急着陸した。トラブルを受け国土交通省は、同型エンジンを搭載するボンバルディア社製機種について検査するよう両社に指導していた。
全日空は「重大事故に直接つながるトラブルではないと考えられるが、将来、事故の原因にならないよう早期に措置をした」と話してる。
全日空の欠航は伊丹―高知の往復と名古屋―松山の往復、福岡発伊丹行きの片道。日本エアコミューターは伊丹―出雲の往復と伊丹―松山の3往復、鹿児島発伊丹行きの片道便。ほかに全日空は18便で30分以上の遅発が発生した。
▽航空評論家の鍛治壮一さんの話 同じエンジンで共通のトラブルが発生しており、もともとの設計や品質管理に重大な問題があったと考えられる。コンプレッサー内の翼(ブレード)が欠けたり変形したことが原因となった可能性があり、放置すれば大事故につながりかねない。徹底的に原因究明を進めなければいけない。
▽航空評論家の関川栄一郎さんの話 今回不具合があったエンジンは世界中で使用されているが、それほど大きな問題はこれまで指摘されていない。日本で一斉ににトラブルが発見されたということは整備の問題なども考えられるのではないか。もっと重大なトラブルならば、メーカーからもっと早い段階で指示があるはずだと思う。
(毎日新聞) - 7月16日13時36分更新
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