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できるビジネスマン〜要は脳
年とともに脳の働きは衰える。という定説が最近崩れている。25歳を過ぎると1日2万〜10万個の脳細胞が死滅し、筋肉も衰えていくが、これは放っておけばの話。脳は鍛えれば年齢に関係なく若返らせることができるという。
■芸術家の脳は凡人とは違う?
近年、記憶や思考、行動決定などつかさどる前頭葉、側頭葉の「白質」部分は、50歳近くまで発達するという研究結果が発表された。また、「脳内革命」や「バカの壁」がベストセラーになったのをきっかけに、日本は脳ブームを巻き起こした。「脳を鍛える」ためのクイズ番組やバラエティー番組がたくさん放映されているのは周知の通りだ。
年をとると物忘れがひどくなるとは言うが、確かに70歳、80歳になっても精力的に仕事をしている人はいる。例えば、会社経営者や文化人、あるいは政治家や芸術家。こういう人たちは、常に頭を働かせたり、新しいモノを生み出したりして、創造的な仕事をしているために脳が年をとらないのだと考えられる。
文京女子大学の教授は、「経験に基づく発想や高度な判断力は60歳代でも発達し続ける」という調査結果を出した。新しいモノを生み出すためのひらめきは、若い人たちとまったく変わらない。なるほど、発想力が要求される芸術家、高度な判断力が要求される政治家の脳が衰えないわけだ。
■脳をブラッシュアップ
発想力やひらめきというのは、もちろん芸術家ばかりではなく、モノを創造するビジネスマンにとっても重要な要素。最近は、与えられた仕事をこなすだけの処理能力だけでなく、人と違う発想をして、いろんなアイデアを生み出せることが「できるビジネスマン」にとっての必要不可欠なテーマだ。企業の採用試験に、このひらめきや直感力を試す試験を導入するところが増えているという。
特にひらめき能力をつかさどる右脳は、テレビ番組などでよく取り上げられているが、アメリカでは右脳と左脳の両方を脳を効率よく使う能力アップ法が、IBMやコダックなどの大手企業の社員教育でも導入されているそうだ。
確かに左脳と右脳にはそれぞれの大切な役割があり、その能力を最大限に生かすにはやはり脳を使うしかない。気軽にできる脳の鍛え方には、日記を書く、言葉や手、数字を使う(計算を解く)、親しくない人とも積極的に話すなどが挙げられる。また、脳は体と密接に関わっているため、1日40分ぐらい歩くだけでも脳を鍛えることになるらしい。
確かに「脳内革命」のなかでも、1日5,000歩歩くと脳内モルヒネが多く分泌されて、右脳が盛んに働くと紹介されていた。イメージする力をつけるために、例えば、「町にある赤いモノ」を5つ挙げてみるなどといった概念化問題も有効らしい。また、先ほどの米大手企業で取り入れられている方法の一つには、フラッシュバックといって、映画などの過去の場面を再現して、あらすじなどを説明する訓練などもある。と、脳を鍛える方法にはいろいろあるが、幸いテレビ番組でもよく取り上げられ、脳に関する著書も本屋にたくさん並んでいる。これらを参考にしてはどうだろう。
http://tenshoku.inte.co.jp/saishin/gyokai/5/news_033/
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