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青年漫画の“教祖”、永島慎二さんが死去
「漫画家残酷物語」などの叙情的・感傷的な作品で青年漫画の教祖的存在だった永島慎二(ながしま・しんじ=本名・眞一=しんいち)さんが6月10日、心不全で死去していたことが5日分かった。67歳。告別式は親族のみで行う。
東京生まれ。1952年、15歳の時「さんしょのピリちゃん」でデビュー。61年から貸本劇画に連載した「漫画家残酷物語」は、子供漫画への理想と現実との間で苦悶(くもん)する青春群像を描き、今なおファンが多い。
その後、新宿で2年にわたるフーテン体験を基にした連作「フーテン」を手塚治虫主宰の「COM」誌に連載。同時に「ガロ」誌でも活躍して、郷愁とペーソスに満ちた“人生派”漫画を開拓、後進の漫画家に絶大な影響を与えた。
72年「花いちもんめ」で小学館漫画賞、74年「漫画のおべんとう箱」で日本漫画家協会賞優秀賞。梶原一騎原作の劇画「柔道一直線」の作画も担当したが、原作者と衝突して途中降板するなど、妥協のない仕事でも知られた。
(読売新聞) - 7月6日3時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000501-yom-soci
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