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24日の拉致被害者の座り込みは
いろいろと報道されているが、
その前日のシベリア抑留者の座り込みは
ほとんど報道されていない。
シベリア抑留もある意味大規模な
国家拉致(ソ連の国を挙げての拉致)であるが
年月とともに当事者は減少して
今では当事者達が「國は俺たちが死ぬのを待っているのか?」
という有様である。
しかしこの運動の相違点は、拉致被害者救出運動は
家族の参加が大きいが、シベリア抑留者の運動は
抑留者自身の家族(妻や子や孫)の参加が皆無に近いことである。
これはその体験を身近な家族にさえ伝えなかった
抑留者自身の責任であるといわれても仕方がない。
同じように、毎年夏になると恒例のように
首相の靖國参拝問題が起こるが、
これも戦中派の人たちは、デモ等にもほとんど
家族を連れてこない。戦友に申し訳ないのであれば
どうして身近な家族にそれを伝えて参加させること
さえも出来ないのか、いつも不思議に思う。
次回のデモには是非とも家族を連れてきて欲しいものである。
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