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http://www.asyura2.com/0505/bd40/msg/133.html への怪答w
スパルタコスポノさん、返信ありがとうございました。
●史観と言うものはその人の立脚点（民族的価値観とか宗教思想）によってまったく異なった解釈となります。ましてや『陰謀史観』ともなると、その見えざる悪魔のみ手を翻訳して行く訳ですから、ほとんど魑魅魍魎のうごめき騒ぐ妄想の体系となります。
たとえば、キリスト降臨と最後の審判を信ずる『キリスト教原理主義者』の立場から現在のユダヤ・イスラエル国家を見るとき、彼等は『破滅すべき運命をもった民』として現在のその場所にかり集められているのに過ぎず、＜処罰の時を待つ選民＞と言うことになります。
そもそもイスラエル建国とはユダヤの陰謀などではなく、世紀末をいろどるささげものとして用意された、キリスト教徒が待ち望む『ほふりの祭壇』だと言うことです。
ヨーロッパ社会におけるユダヤ人への迫害根拠は、救い主イエス・キリストの神性を断固として拒否したばかりか（不信仰）、彼等キリスト教徒の現人神を処刑すると言う根源的な過ち（再度犯された原罪）によって、憎悪と忌避の対象にされたからと思われます。
救世主キリストへの裏切り行為ゆえに彼等は最終的に罰せられねばならない、それが『原理主義者』たちの抱く目論見であり、そのために死ぬほどバカバカしい予言体系を作り上げ、メギドの丘に世界中の軍隊を結集させて大戦を引き起こし、ユダヤ教徒をこの世から残滅させ、あわせて同時にこの罪の償い行為によって今ふたたびキリストの降臨を勧請しようとする陰謀である訳です。
（簡単に言えば、ユダヤ人もパレスチナ人もダマされているに過ぎない訳で、簡略に言えば米国がイスラエルを操り、日本がパレスチナとその周辺諸国を操って全体をコントロールしている訳です）
そのためには中東諸国を世界の政治経済の中枢をになう場所としてセッティングして必要があります。
世界中の強国が＜密に群がる蟻＞のように中東諸国への領土的野心を抱かせる貴重な場所にしておかなければならないと言うことです。
それが石油（文明）であり、石油中心の産業構造を擁立すること（石油の大量消費）と、石油の埋蔵量は中東諸国が世界一であり（最安価）、誰もこの場所以外から石油を供給できない（石油生物起原説）ようにすることが彼等『原理主義者』の陰謀計画の中心を占めて来た訳です。
もちろんイスラエル建国に賛同しているユダヤ人は全く異なった観点から彼等固有の『史観』を抱き、彼等固有の意図（陰謀）を実行している訳です。
それは日本にせよ、中国にせよ、南北朝鮮にせよみな同じことです。
事実そのものの解釈は極めて多角的なものなのです。だたしこうした相対性の中にすべての客観性が埋没してしまうわけではありません。
しかしながら現在の人類にはその客観性を知るだけの知性が根本的に不足しているのです。
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