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<キム王朝最後の陰謀>は、『拉致被害者=トロイの木馬』作戦?
http://www.asyura2.com/0505/bd40/msg/124.html
投稿者 パーマン21号 日時 2005 年 6 月 23 日 00:33:35: jsgGMkPOVyxzQ
 

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●北朝鮮軍による、日本人拉致の『軍事目的』とはそもそもなんであったのだろうか?
まさにこの目的がどーしてもわからないのである。
仮に解った!?としても、ソ連邦崩壊や中国の資本主義化など世界情勢の激変に呼応して紆余曲折し、初期軍事計画そのものが何段階にも変貌してきたと思われる。

だが現在時局における<キム将軍>からの『拉致犯罪』への釈明と、『拉致被害者返還交渉』の成りゆきには、そうした当初の計画にはなかった<完全に新たな役割>が付与されていると思われる。

安直な推察ながら、
<日本に帰還された各ご家族のメンバーは果たして報道されているように、本当にあれが『全家族の姿』なのであろうか?>
と言う疑惑を取り上げてみたい。

仮説として言うならば、各ご家族の第一子は乳児期を過ぎてからはある種の公共機関で朝鮮人として育てられ、自らの出生などまるで知る由もない状況におかれているのではないか。
(たとえば、キムヘギョンちゃんが実母横田めぐみさんをほとんど記憶していない根拠を考えれば、そうした推察が荒唐無稽ではないことが解るだろう。長子に多大の価値を置く朝鮮側の目論みとしては、拉致家族が生き残るための人質としてこれを召し上げ、朝鮮人の養父母に引き取らせて教育していた可能性があるのではないだろうか)

そのために、以後に出生した兄弟姉妹(帰国された子女)はその長男長女の存在を知ることなくほぼ現在の親元で育てられ、帰国した今もその秘密を知らないがために、この情報に関しては漏えいの恐れが存在しない状況にあるのではないか。

しかし各ご家族の夫婦はあまりにも長く最愛の長子を人質に捕られていて、帰国時に北朝鮮軍当局者と交わした約束ごとを口外できない状況におかれている。
しかもそうした消極的な守秘義務以外に、積極的に日本の政権中枢の動きを暗号伝達するように命令を受けており、そればかりか何時かは北朝鮮のために日本の世論操作を行う特別命令を受け取ることになると通告されている。
彼等はそのための洗脳(人格改造と主従関係)を受け入れたがために今日まで生き残り、晴れてこの日本の地に戻ることができた。

以上により、『拉致被害者』はあくまでも北朝鮮軍の手のひらで踊る哀れな操り人形でしかない、と言うことではないのだろうか。

そうした仮定に立てば、
(1)今回発売された蓮池薫さんの翻訳本には、北朝鮮軍当局者に向けての重要な暗号伝達文が含まれているのではないか?
(2)ジョンキンス夫婦の発言と行動にも、常に日本とアメリカ政府の心底を覗き込み、これを暗号伝達すべき特別の任務があるのではないか?
(曽我ひとみさんがこれまで読み上げて来た奇妙な短文にもその可能性があるのではないか?
本来曽我ひとみさんは拉致被害者リストにはない存在であったが、キム将軍さまがアメリカ政府の内情を探るべく子飼のジョンキンス氏を野に放とうとして、曽我ひとみさんを無理やり帰還させたのではないのか?)
(3)横田めぐみさんはキムヘギョンちゃん以降に誕生した子供をかかえて、現在も運命を共にする拉致被害者の男性(日本人)と厳重な監視下で生活しているのではないのか?
(4)帰国した3家族の子女達は、多分に年令を偽って(下げて)公表されているのではないのか?
(5)拉致された日本人社会は現在も存在し、彼等は日本政府にとっても帰国者にとっても人質としての切り札にされているのではないのか?
そうした全背景を隠すために横田めぐみさん夫妻はもはや帰還することができない、と推察するものである。

軍事作戦とは非情にして過酷なものである。
一瞬たりともかすかなハッピーエンドを信じた瞬間から、国防は破綻をはじめてゆくだろう。
<キム将軍>の狙いは日本侵攻にそなえて、そして日本侵略後の支配体制において、わが国民衆を煽動する巨大なパワーを手に入れることであり、今となっては邦人拉致事件の真の軍事目的はそこにあったと推察するものである。
その第一弾が『拉致被害者家族』がスパイとして疑われる恐れを排除するための、何か月にもわたる大芝居を打つことであった、と考えることができる。
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あえて『救う会全国協議会』のHP(http://www.sukuukai.jp/)から一部を転載して再度、新聞報道等の常識を批判的に考察してみよう。
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(1) 工作員日本人化教育の教官とその配偶者にさせるために拉致されたケース
70年 加藤久美子さん
77年 横田めぐみさん
78年 田中実さん、田口八重子さん、地村保志さん、
浜本富貴恵さん、蓮池薫さん、奥土祐木子さん、市川修一さん、増元るみ子さん
(2) 拉致した日本人を工作員として使おうとしたケース(よど号赤軍派がヨーロッパなどで拉致)
福留貴美子さん、石岡亨さん、松木薫さん、有本恵子さん(4件4名)
(3) 北朝鮮の工作活動に遭遇したため連れ去られた「遭遇拉致」。
寺越昭二、外雄、武志さんは1963年石川県沖で漁に出たまま拉致(1件3名)
(4) 工作員が被害者になりすますために拉致する「背乗り拉致」。
小住健蔵さん、原敕晁さん、久米裕さん(3件3名)
(5) 拉致の目的が1から4にあてはまらないケース
1973年千葉県で失踪した古川了子さん、
1978年拉致された曽我ひとみさん、曽我ミヨシさん(3件3名)
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●以上の5つが彼等の推理する『拉致目的』であるわけだが、そこに潜む疑問点を上げてみよう。

まず(3) であるが、乱暴に断定すれば「全員を縛り上げて船ごと沈没させれば済む話」である。
「遭遇拉致」などと想像するのは彼等のかってだが、目撃された場合の拉致マニュアルがそんなことを許すだろうか?
拘束実行する人員の面で、そして物理的余裕(乗船人員)の面で、想定外の対応処置が余計な仕事を背負い込むこととは思えないのである。

(4)の「背乗り拉致」 については、「拉致するよりも殺害しておいた方が効率的であり、その後の逃亡や情報漏えいを考えれば安全策とは思えない」と言う疑問がわく。すり替えを実行するならば、拉致される側からのプライバシーに関する積極的な情報提供がなければならないのだが、暴力的な拉致でそれがどこまで可能だろうか?

(5) については『はあ? な、お話』である。ケース外であるからこそ、そこにヒントもあるはずなのに、何故追求しないのか不思議である。

(3) と(4) に関して付言するならば、彼等北朝鮮からの潜入スパイは、『邦人への拉致犯罪は犯していても、無意味な殺害まではしなかった』 と言うことになる。
つまり、『北朝鮮スパイはそんなに悪党ではなかった、あの日本軍ほど悪逆非道な生き物ではなかった』と言うことを言外に表明したいのではないのか? 
まあ、それは考え過ぎ(邪推)かも知れないが、もちろん、そう信じているのならばそれはそれで結構である。

次に(2) の「スパイ育成計画」についてだけれど、もちろんあり得る話だし、あったかも知れない。
と言うことは、すでにそうした洗脳済みの逆入国した邦人スパイもある程度いるのではないかと言うことになる。
しかもその邦人スパイは長期間失踪していたために、現在は他人の名義で活動していることになる。
このHPには次の指摘もある。

※特定失踪者問題調査会はまだ名前の分からない方々を含め拉致被害者は100名以上と推定


つまりこの100名の中には、逆入国した邦人スパイが存在する可能性が高いわけである(と言うことになる)。
それが『救う会全国協議会』の推理の延長線上の結論として導かれるわけだが、どうしてそのことは騒ぎにならないのか不思議に思う。

『拉致した日本人を工作員として使おう』と考えるのならば、少なくともすでに『左翼活動』に従事しているとかの未来ある『左巻きの』青年でなければお話にならないだろう。(笑)
たぶん60年代、70年代ならばそうした邦人のスパイ候補は大学構内に沢山いたはずであり、無差別に拉致して洗脳教育する必要などどこにもないと断言できる。
よって(2)の理由付けには納得できない。

さて最後の(1) 『工作員日本人化教育の教官とその配偶者にさせるために拉致された』であるが、これは前回も否定したように、まずありえない話ではないだろうか。
1959年から1984年まで続いた「帰国者事業」では10万人近くの在日朝鮮人(日本人妻なども含む)が北朝鮮を祖国として帰還しており、とうてい「日本人化教育の教官」が不足している状況ではないのである。

マスコミがこうした疑惑を何故追求しようとしないのか実に不思議である。単に彼等が無知蒙昧であるからではなく、報道側の最高首脳部間に国策上追求しては不味いとの思惑があるからであろう。またはそのような申し合わせ圧力があるものと想像する。
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●そうは言っても『拉致被害者』は確実に存在している。
だからこそ『拉致被害者』問題は難しい。
もちろん可能性だけならいろいろ考えられる。先に述べた「トロイの木馬説」もその一つである。

60〜70年代のキム将軍は対日工作の足掛かりとして、大掛かりな日本人村(日本人社会のミニチュア)を作り、『日本人の身体的特徴』や『日本人の行動心理の分析研究』を行っていたのではないかと仮定することもできる。
そうした分析と研究、およびその知識・技術に長けた工作員の育成を準備してはじめて日本侵略時における民衆制圧ができると判断して、大量の拉致事件を引き起こしたのではないだろうか。
(「帰国者事業」で帰還した在日同胞では、少なくとも建て前上は『将軍様、マンセー』であるから反逆民衆としての利用価値が存在しないわけである)

多様な職業・年令階層からできあがった日本人村で生活する北朝鮮訓練生は、自然と日本人社会の生活習慣になじみ、日本人と朝鮮人の人種的表情や所作の見分け方を認識し、テロ行為や(単独時と集団時における)民衆煽動方法の心理的駆け引きを学ぶ練習をしていたのではなかろうかと言うことである。

その過程の中では、工作員を軍事的に教練するため、この日本人社会を利用した実際の交流(日本語訓練)も行われていただろうし、脅迫や自白・拷問の訓練や、化学兵器の試験材料として日本人を使って行われていたとさえも推理できる。
拉致されたの人々の大半は、過酷な労働条件のなかで虫のような息を継ぎながら生かされており、ある日何の前触れもなく軍事標的として利用される、そうした恐怖に満ちた時間を生きて来たのではないだろうか。
そこで生まれた連帯感から、現在も北朝鮮に残る人々への処刑や弾圧を恐れて狂言を続けている可能性もあるわけである。
(『彼等拉致被害者は特別に優遇されていた』、と言う物知り顔した解説者がいるのだが、彼等はその情報源そのものの仕掛けに気付いていないのではあろう)

要するに実際の日本での潜入工作と同じことを、この哀れな拉致被害者が作る村社会の中で実地訓練を行っていたのであろうと、そう言うことであったのではなかろうかと推理するのである。
(こうなると、まさに鬼畜のヤミ将軍さまである)

他の情報では、拉致被害者は数百人以上とも予測されている。
その意味するところは、北朝鮮工作員の実地訓練環境を満たす『日本人社会のミニチュア』を形成するために、彼等が多量に必要とされたからではないのか?
今回帰還した人々が永年生きてこれたのも、そうした『動物園の檻』のなかに放り込まれていたからであり、必ずしも今日のような政治的取り引きのために用意されていたためとまでは考えられないのは言うまでもないだろう。
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●それにしても国際舞台ではいつの間にかこの『拉致被害者』問題が、日朝二か国間の政治問題としてわい曲されているのは何故なのだろう。
この事件がブッシュ政権の宣言した『テロ犯罪』ではない根拠をブッシュ自身は示すことさえできないにもかかわらず、六ヶ国協議では時間のかかる『核問題』だけを議題として限定し、既成事実として直ちに軍事的制裁の対象となる『拉致犯罪』には眼をつむろうとするこのデタラメさは何故なのか?

言うまでもなくブッシュ政権には2006年に向けての開戦目標がある。
その事件が極東(北朝鮮・台湾)でおきるのか、中東(イラン・イスラエル)なのか、あるいは中央アジア(印パ)なのか現在では不明だが、かならずやアジアで先端の火ぶたが切られることになる。
だから某ちゃんねるが騒ぎ立てたような今年中の即時侵攻作戦などあるはずもない。
国際舞台、分けてもこの日本国内での世論作りと政変に時間を費やさせたうえで、『核開発』疑惑を大義名分としてアジアでの開戦に踏み切るものと考えられる。

『拉致被害者』問題はマスコミの煽動もあり、小泉政権の浮遊力ともなって来たが、今や小泉政権を揺さぶる国内世論ともなろうとしている。
想定される政変劇としては、売国奴の小沢とは違い自衛隊を国軍として日本国政府の統帥下に位置付ける小泉政権は、やがてブッシュ・アメリカ政府から見限られ、国連軍を国家の上位概念として祭り上げ、自衛隊を日本国憲法の枠外で活動させようとする民主党小沢政権を誕生させるべくこの『拉致犯罪』カードを利用してくるであろうと思われる。

すでに『拉致被害者』問題は、アメリカと北朝鮮の思惑のなかでだけ動いていると言ってよい状況にある。
彼等が無視を決め込めばそこですべては停止し、彼等が何かを言えばスポットが当たり政局が動き始める。
それに対し『核開発』問題は、国連常任理事国問題と同じく、アメリカと中国の思惑のなかで動いている。
彼等が無視を決め込めば日韓がたとえ何を言おうとすべては進行し、逆に彼等が何かを言えばスポットが当たり政局が動き始める。
圧倒的な軍事力と国連での発言力を背景に、自国の権益だけを拡大しようとして暴走する超大国。
そして、それに振り回される従属的国家群の哀れな命運。
それがこれから始まる世界最終戦争の最初の局面であるように思うのだが、さてどうなることやら。
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