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中国紙が告発 ”ネットに児童売買広告”(レップブリカ紙)
北京発 −子供のないカップルに販売目的か。 上海警察が捜査中。
チャイナデイリー紙によると、Eachnetサイトに掲載された告知には
男児3,400ドル、女児1,600ドル、'Chuangxinzhe Yongyuan(大改革者)’
と署名があった。 同紙はいたずらの可能性もあるとしている。
告知にはまた、河南省および周辺出身の子供を落札者に生後100日未満で
届けるとあった。
上海を拠点とするウェブサイト側は、広告が削除されるまでに約50
アクセスが記録されているが、子供の注文はなかったと主張している。
EachnetのTang Lei 広報によると、サイト上の告知コンテンツは
キーワードで自動的に管理されているが、’赤ちゃん’はシステムに
入っていなかった。 Eachnet は警察に届けたが、当局は捜査について
何も公表していない。
貧困、一人っ子政策、広がる社会格差を背景に、女性と子供を標的にした
中国の人身売買はまだ拡散傾向にある。
2001年に発表された国連児童基金UNICEFの調査によると、ここ数年で
若い女性と子供25万人が人身売買の犠牲になった。 直近で世界の耳目を
惹いた事件は、今春中国中部の貴州で発覚した人身売買組織による児童
誘拐だった。 1歳から6歳の児童、おもに男児、200人が誘拐され子供の
ないカップルにひとり2千ユーロで売られていた事件だ。 子供たちはみな
移民労働者、つまり中国社会における最も弱い層の生まれだった。
’委託’されたケース、親に売られたケースも報告された。
8月に犯罪組織のメンバー7人に死刑、4人が終身刑、5人に5年から15年の
実刑が言い渡された。 国際人道組織Save the Children ・北京大学と共に
この問題の調査を進めている中国民生部によると、中国には57万3千人の
孤児がいる。 86%が農村部に暮らし、当局の経済的援助を受けているのは
半数に満たないとのこと。
05年10月20日
http://www.repubblica.it/2005/j/sezioni/esteri/babychina/babychina/babychina.html