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【平壌・共同】北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)外務省アジア局副局長は13日、日朝政府間協議再開を前に平壌市内で共同通信と会見、別人のものと鑑定された拉致被害者、横田めぐみさんの「遺骨」について、日本政府が返還できないなら鑑定調査の詳細などの説明を聞く用意があるとの柔軟姿勢を示した。小泉純一郎首相が3回目の訪朝を希望するなら歓迎する意向も表明。日朝関係の局面打開を探り、政府間協議を国交正常化交渉につなげたいとの判断があるとみられる。
昨年11月の第3回日朝実務者協議以降、日朝関係の実務責任者である宋副局長が日本メディアと会見するのは初めて。政府間協議の時期、場所については「当初は10月中旬に平壌で」と日本側に伝えたが、「まだ決まっていない」とした。
北朝鮮は日本側に対し、これまで「遺骨」の鑑定結果を「でっち上げ」として協議に応じてこなかったが、宋副局長は「返還できないなら、現在の保管状態、鑑定調査の真相について明白にしなければならない」と述べた。
毎日新聞 2005年10月14日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20051014ddm002030048000c.html