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東国(トングク)大姜禎求(カン・ジョング)教授の司法処理問題で、憲政史上初めて法務部長官が検察総長に指揮権を発動した。
千正培(チョン・ジョンベ)法務部長官は12日午後6時50分頃、金鍾彬(キム・ジュンビン)検察総長に「姜禎求に対する国家保安法違反事件関連捜査指揮書」を送り、姜教授に対する検察の拘束捜査意見を差し戻し、「在宅捜査せよ」と指揮権を発動した。
姜教授は最近、「韓国戦争は統一戦争」「マッカーサー将軍は韓国の敵」と発言し、国家保安法違反容疑で警察の捜査されたことに続き、検察に捜査指揮が下された。
千長官の指揮権発動は、「拘束捜査」の立場をとる検察・警察に対抗し、「在宅捜査」や「処罰不可」と主張してきた青瓦台(大統領官邸)やヨルリン・ウリ党の立場を反映したものであるという点で、検察と政界に大きな波紋が起こることが予想される。
千長官は指揮権発動に先立ち、12日午後金総長と40分間余り電話会談し、「拘束不可」の意思を通そうとしたが、金総長が拘束捜査の意思を最後まで曲げなかったため、指揮権発動に至ったと伝えられた。
金総長は同日夜「長官と意見が同じならば、指揮権発動がなぜ必要なのか」とし、長官と総長の間に意見の対立があることを示唆した。
金総長は、最高検察庁参謀と緊急会議を開き、長官の指揮を一旦受け入れた後、去就問題などに関する公式見解を13日に発表することに決定した。
指揮権発動とは、「法務部長官は検察事務の最高責任者として、具体的事件に対しては検察総長のみを指揮・監督する」という検察庁法(第8条)による検察権制御装置の1つだ。
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/10/13/20051013000037.html