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コロンブスからアチェー戦争やベトナム戦争までの白人の野蛮さを告発する本は日本人や中国人、韓国人なんかのために書かれるべきではない。まず、韓国人は自国がベトナム戦争に出兵したのであり、重大な問題となっている。韓国ではベトナム戦争は決して「白人の野蛮さ」で済む問題ではない。
歴史とは現在の横暴を阻止するために書かれてこそ意味をなす。そのためには現在の状況と過去とがつながっていなければならない。白人の横暴さを書きたいなら日本ではなく、第三世界の有色人種の中でも、最も抑圧された民族の地域でこそ出版される意味がある。チベット、ウイグル、パプア、アチェー、ロヒンギャ、カレン、ジュマ、ハザラ、ダルフール、西サハラ、コロンビアやメキシコの先住民、ホッテントット、ブッシュマン、ピグミーといった人々が住む地域だ。そのような地域で出版してこそ現在と過去との対話となるだろう。でなきゃ一体それが何?という感じではないか。今の日本で白人の過去の横暴さを告発する本出したって、戦争賛美に棹さす以外にどんな効果があるというのか?