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【ソウル=平野真一】韓国与党・ウリ党の崔星(チェ・ソン)議員は9日、在韓米軍が1958年から91年まで、韓国内16か所に11種類の核兵器を配置していたと述べた。
最近公開された米国務省、国防総省の文書で明らかになったという。同議員によれば、核兵器はソウルや江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)などの米軍基地6か所に配置されていたほか、釜山(プサン)や京畿道(キョンギド)議政府(ウィジョンブ)など10か所に配置されていたと推定され、その種類は核爆弾、地対地ミサイル、核地雷など多岐にわたるという。
これらの核兵器は、91年11月5日に当時のジョージ・ブッシュ米大統領が承認した「国家安保命令64号」によって米本土に撤収されたという。
(2005年10月9日21時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051009i315.htm