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アムネスティ・インタナショナルが拉致された脱北者について緊急行動を呼びかけ
k朝鮮に拉致された脱北者、カン・ゴンさんについて、アムネスティ・インタナショナルが緊急行動を呼びかけました。彼は北朝鮮の収容所の映像を入手して日本のテレビ局に渡したことで北朝鮮の工作員に拉致されており、処刑の危機に直面しています。
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アムネスティー緊急行動文書、
UA240/05,ASA24/005/2005、北朝鮮「カンゴン氏処刑危機」和文
UAナンバー: UA240/05
国際事務局発信日: 2005年9月15日
翻訳担当者: アムネスティ日本「コリアチーム」
国名: 朝鮮民主主義人民共和国
ケース: 失踪 / 拷問のおそれ/ 処刑のおそれ
対象者: カン・ゴン(カンゴン、カン・グン。男性、36歳)
カン・ゴンは、2000年に北朝鮮から逃れ、大韓民国の市民となった。カン・ゴンは、2005年3月に中国内で北朝鮮の工作員によって拉致され、北朝鮮に連れ去られたと思われる。彼は現在、首都=平壌にある国家安全保衛部の刑務所に拘束され、拷問または処刑の重大な危機に直面しているものと思われる。
カン・ゴンは、北朝鮮内の食糧危機により中国へ逃れ、韓国へ渡ろうとする北朝鮮市民を救援中に拉致された。中国当局は、これまでに何百人もの北朝鮮市民を強制送還しているが、本国へ強制送還された北朝鮮市民は、拘束・取調べ・拷問・虐待に直面した後、3年を上限とする収監を宣告され、過酷な状況にある刑務所に投獄される。カン・ゴンは、吉林省の龍井市に移動したが、彼と親しい北朝鮮の知人の一人がこれを事前に密告し、これにより龍井市で北朝鮮の保衛部員に捕まったと見られる。カンゴンは、北朝鮮に連れ去られた後、5月ごろに平壌に移された。
2004年2月にカン・ゴンは、咸鏡(ハムギョン)南道の耀徳(ヨドク)管理所
(政治犯強制収容所)内部の様子をひそかに撮影した映像を日本のテレビ会社に渡し、この映像は同テレビ会社により放映された。これが、カンゴンが北朝鮮工作員によって拉致された理由の一つと思われる。
カン・ゴンは、国家安全保衛部の中堅幹部であったと思われ、上記の理由により、北朝鮮へ送還された後に、極めて厳しい処罰に直面することが予想される。
*詳細は上記リンクへ