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「あしたのジョー」の巨匠、千葉徹也氏が来韓
OCTOBER 03, 2005 03:16
日本マンガの巨匠、千葉徹也氏(66)を知っているかと聞くと、多くの人が首を傾げる。しかし『ハリケーン・ジョー』(『明日のジョー』の韓国版名)といえば、直ちに「ああ、あのボクシングマンガ」と言って納得する。変わった髪の毛、素敵な口笛を吹いてにっこりと笑う反抗児、ファイトにあふれるボクシングの実力まで、「ヤブキジョー」はマンガが好きの人なら一度は見たキャラクターだ。
このマンガはアニメーションにも作られ、1990年代の初めに韓国で『挑戦者ハリケーン』というタイトルで人気放映された。同アニメの原題は『あしたのジョー』。少年院出身のジョーが社会の冷遇の中でも手ごわい相手と戦いながら、ボクシングチャンピオンを目指す過程を描いている。同作品は1960年代、日本の全共闘世代たちに最も多くの影響を与えたマンガで、当時の時代精神を代弁するという評価まで受けた。
原作者の千葉徹也氏と1日、第8回富川(ブチョン)国際マンガフェスティバルで会った。
「韓国に来たのは今回が6回目です。李賢世(イ・ヒョンセ)、金ドンファなど優秀な韓国作家らを思い出します。特に最近読んだ『純情物語』(カンプルの純情マンガ日本版)が印象的でした。線のないインターネットマンガで絵本を見ているようでした。感性より感覚が先に進む日本マンガには見られない、純粋さが残っているという感じも受けました」
「韓流」について聞くと、千葉徹也氏は「韓国へ行くという話をしたら、ガールフレンドたちが連れて行ってくれと大騷ぎだった」と笑った。
韓流を卑下する内容を記して問題になった日本マンガ『嫌韓流』(7月発売)についても聞いてみた。
「そのマンガについてはよく分からないが、韓国文化を悪く話してはならないと思います。日本には多様な文化が共存しており、日本人の血は中国、韓半島、アジア国家がそれぞれ4分の1で、残り4分の1だけが日本原住民です。文化を尊重して交流しなければなりません。その本はそういうことをよく分かっていない人が書いたようです。日本の作家を代表して謝罪します」
『嫌韓流』などというしょぼい漫画についてはいまさら触れるまでもないので、韓国での日本漫画について書こうと思います。韓国では日本の漫画が沢山翻訳され、親しまれています。例えば、『キャプテン翼』なんかも人気です。でもそれら日本漫画は日本文化解禁となるまでは、徹底的に日本製であることが隠されてきました。『キャプテン翼』も日本代表の話なのに日の丸が別の旗に書き換えられていたりします(どこの国の話になったかは私は知りませんが)。
ということで、韓国の人はこの千葉先生の場合のように、作家の名前を知らない、日本の作品だと気付かないけれども、実は沢山日本漫画を読んでいたりします。
ただ、時代が変わり、日本文化も解禁された影響で、最近は日本漫画と誰しもわかる作品でも韓国で読まれていたりします。朝鮮日報にも『日本マンガ「将太の寿司」、経営必読書として注目浴びる』なんて記事が堂々と掲載される時代になりました。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/18/20041118000067.html
なお、参考までに千葉先生の言われた「日本人の血は中国、韓半島、アジア国家がそれぞれ4分の1で、残り4分の1だけが日本原住民です」という部分についての資料となるページのURLを貼っておきます。実に面白いですね。本州日本人のミトコンドリアDNAタイプを分析すると、 日本人固有のタイプはたった4.8%! 韓国に多いタイプは24.2%もあるんだそうです。
しかも遺伝距離をもとに集団の系統樹を作成したら、アフリカ人が他の人類集団に先がけて分岐し、続いてヨーロッパ人が分かれ、さらにアメリカ先住民が分岐している。最後に、東アジアの五集団が単一系統のクラスターを形成して枝分かれしてくる。東アジア人のクラスターでは、アイヌが最初に分岐し、続いて中国人が枝分かれしてきたことが読み取れる。続いて琉球人が枝分かれし、最後に韓国人と日本人が緊密なグループとして分岐してくるとか。
ネットで必死に嫌韓コピペを繰り返している人達も実はご先祖様は韓国人かもしれませんね。で、嫌中コピペを繰り返している人達のご先祖様は中国人。
《遺伝子・DNAから日本人のルーツを考える》
http://www.kumanolife.com/History/dna.html
日本人の起源
http://www.nig.ac.jp/museum/evolution/D/dna-11.html