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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/international/update/0925/007.htmlより引用
香港民主派議員が本土訪問 中国政府が初めて許可
2005年09月25日22時46分
香港特別行政区の議会に相当する立法会の議員59人が25日、広東省を訪れて同省幹部らと会談した。中国政府は天安門事件の評価などをめぐり対立してきた民主派議員の本土入境を今回初めて許可。会談で省幹部は議員団に「腹を割って話そう」と話し、天安門事件やジャーナリストの拘束事件など政治課題についても意見を交わしたという。
議員団は深セン市と東莞市の企業や工場などを視察した後、広州市で省党委書記・中央政治局委員の張徳江(チャン・トーチアン)氏と会談した。議員らによると、天安門事件を「愛国民主運動」と再評価するよう求めた議員に張書記は「評価の転換には賛成できない」と返答。ジャーナリストの程翔氏がスパイ容疑で中国当局に逮捕された事件について張書記は「法に沿って処理している」と答えたという。
いずれも中国政府の原則的な見解だが、議員からは「天安門事件を語れたこと自体、大きな意義がある」(李卓人議員)など、デリケートな政治課題で意見交換できたことを評価する声があがった。
議員団に参加した民主党の李永達主席は「今回の訪問を対話の始まりにすることが重要だ」としている。広東省政府新聞弁公室の李守進主任は「次もあるだろう」と継続的な対話の可能性を示した。