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中国で収入格差の拡大が深刻化している。沿海部の都市住民と内陸部
の地方農民の格差は六倍に達し、最富裕層と最貧困層の格差にいたっては
実質的に数十倍にも上るなど、低所得層の不満が爆発寸前の警戒域に
入ってきた。
中国共産党中央党校は現在の収入格差によって「黄信号」がともっており、
「このまま有効な措置をとらなければ『赤信号』に突入する」と強い調子で
警告した。中央党校がこのような警告を行うのは極めて異例。収入格差が
大きな不満を生み、農民暴動が多発しているだけに、中国指導部が極めて
強い危機感を抱いていることがうかがわれる。
(中略)
中国では二〇〇三年末現在で、一人当たりGDPが一千ドルを突破したが、
同誌の指摘した通り、暴動が多発している。
周永康・中国公安相によると、昨年一年間だけで約七万四千件のデモや
抗議行動、暴動、暴力事件が記録されており、これらの事件に三百七十万人
が関与した。一九九四年は約一万件だっただけに、この十年間で七・四倍にも
膨れ上がっている。
これについて、同誌は「かなりの人々、特に最富裕層が『官』と癒着。大企業も
『官』と結託して独占的地位を築き、新規参入者を排除し、国有企業の経営者と
公務員は、各種の不正な手段を用いて国有資産を食い物にしている」などと主張。
「すべての人々が豊かになるための『機会の平等』が失われている」と指摘している。
同誌は「中国における収入格差は〇三年以降、急速に拡大し、すでに黄信号
がともっている状態だ。有効な措置をとらなければ、五年以内に赤信号が点灯
することになろう」と、強く警告している。
ソース(FujiSankei Business-i)
http://www.business-i.jp/news/china-page/news/200509240002a.nwc
日本では地方の低所得者もホイホイと小泉自民党に投票してる様だし・・・