★阿修羅♪ > アジア2 > 687.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 日韓関係について、山本一太等が、マッチポンプをしていることに気づかない唯物論者 投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 9 月 22 日 13:57:53)
* 005.09.22 Thursday * 23:18 * Kaisetsu
[ 田中宇:北朝鮮6カ国合意の深層 ]→今後のアジアを占う貴重な論考
http://blog.kaisetsu.org/?eid=186893
◆ポイント
i) 最も重要なポイントは「アメリカは核兵器その他の兵器を使って北朝鮮を攻撃する意図はない」というアメリカの不可侵宣言が盛り込まれたことである。
ii)北朝鮮にとってアメリカの不可侵は、2年前には核放棄という対価を払わねば得られないものだったのが、今では無償で得られるものになった。
iii)今後の朝鮮半島では、韓国と北朝鮮との直接交渉を中国とロシアがバックアップするという、アメリカ抜きの関係強化の傾向が強まると予測される。これは米政界内の、アメリカ中心の世界を貫きたい勢力にとっては、困ったことだが、世界を多極化したい勢力にとっては好ましいことである。
iv) 世界が多極化していることを日本の首脳たちが悟れば、いずれ、アメリカに対して気兼ねせず、中国や朝鮮半島、ロシアなどと戦略的な関係を結ぼうとする方向に転換するのではないかと予測される。
(参考)
2005.07.15 Friday
6カ国協議(実質、日本を除外した5カ国協議)は進展の可能性が大きい
author : Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?eid=77905
2005.07.12 Tuesday
ライス氏、6カ国協議再開で日本の貢献のみ言及せず
author : Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?eid=72709
2005.07.11 Monday
米朝秘密協議による解決で既に6カ国協議は破綻している
author : Kaisetsu
http://blog.kaisetsu.org/?cid=8269
2005年6月30日時点の予測
ODA ウォッチャーズは、次の通り、将来を予測していたし、予測している。
http://blog.kaisetsu.org/?eid=36560
九、アジアでは、まず、韓国が、日本に替わる、バランサーとして、外交を一気にリードする。数年後、次に、東南アジア諸国連合が、中華系を中心として、アジア外交を指導する。その後、北京五輪を乗り切った中国が、アジアにおける強大なプレゼンスを放ち始める。インドは、アフリカとヨーロッパとの連携によって、一定の、プレゼンスを維持する。現状のままでは、日本外交は、完全に行き詰る。
(資料)
[ 田中宇:北朝鮮6カ国合意の深層 ]
http://tanakanews.com/f0922korea.htm
田中宇の国際ニュース解説 2005年9月23日 http://tanakanews.com/