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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu102.htm
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「無制限な軍拡の狙いは、小さな台湾(攻撃)のためだけ
ではない。日本と米国への挑戦なのだ!」 (米国防省)
2005年9月7日 水曜日
◆中国の外交11(中国の対アジア戦略2) 9月6日 ロシア政治経済ジャーナル
http://blog.mag2.com/m/log/0000012950
軍事力でアメリカに勝てない中国。
外交で味方を増やしていく以外にない。
そして、すでにロシア・中央アジア・インド・パキスタン・イラン・東南アジ
ア・北朝鮮・韓国を味方につけることに成功しているのです。
今回は台湾・日本。
▼台湾に独立をあきらめさせる
中台戦争とそれに続く米中戦争は絶対にない!
こんな「平和ボケ」なことをいっているのは、日本だけ。
台湾の呂秀蓮・副総統は最近、読売新聞との会見でこんなことを言っています。
呂さんは、05年7月19日に発表されたアメリカ国防総省の年次報告書について、
「無制限な軍拡の狙いは、小さな台湾(攻撃)のためだけではない。
日本と米国への挑戦なのだ!」
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と述べ、日米台が連携して中国の海洋進出に対応する必要性がある
と語ったのでした。
中国の軍拡は、台湾だけではなく、米日がターゲットなのだと言っているのです。
最近、急速に軍拡をしているのは米中ですが、「なぜか?」と問われる
と必ず「国際テロ戦うため」と答えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アホか。。。
両国共莫大な金をかけてハイテク兵器を増やしていますが、ハイテク
兵器で自爆テロに対抗するのですか?
世界の民をバカにしています。
これは明らかに、米中が両国を意識している軍拡をしているのです。
さて、中国と台湾。
中国の戦略は、
1、台湾に独立を断念させる
これは具体的には、与党は厳しいので野党のトップを買収していく。
最近、中国の高官たちは台湾野党のトップと頻繁に会っています。
台湾が自発的に、「台湾は中国の一部です!」と宣言してくれれば、
アメリカは攻める口実を失う。
米中戦争がなくなれば、中国はオリンピック・万博後のバブル崩壊
を乗り越え、今世紀半ばには間違いなく世界一の大国になることでしょう。
(私は常々、「中国はもう遅い」と言っていますが、これは中国がこ
れから「バブル崩壊」、あるいは「バブル崩壊」+「米国との戦争」を
通過するからです。
それを見越した大富豪たちは、投資先をインド・ロシアにシフトさせ
つつあります。)
2、それがだめなら武力で統一
といっても、台湾が独立宣言をしなければ、現状維持でしょう。
中国はまだアメリカに勝てないのですから。
では台湾は独立を宣言するのか?
台湾が独立を宣言するとすれば、「アメリカが守る」という確約が必要。
ところが、当のアメリカは、まず中東その後アジアですから、そんな約
束はできない。
つまり、中国と台湾の関係は、緊張しながらも現状維持が続くのです。
▼日本は中国の策略にはまっている
日本の現政権の外交を一言でいうと、「アメリカ一辺倒」。
中国・北朝鮮・韓国を除けば、少し前までアジアの国には親日が多かった。
ところが、中国はここ数年間で北のロシア・西のイラン・中央アジア・インド・
パキスタン・南の東南アジア・東の韓半島を懐柔し、日本を孤立させること
に成功しています。
日中関係といえば、「反日デモ」「靖国問題」ですが、これの意味はなんでしょうか?
この二つの問題に共通するのは、「日本は過去の罪を忘れるな!」ということ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それで、弱気になって「すいません反省します。靖国参拝はやめます」と言う。
すると、日本は中国より下だということが世界に知れわたる。
もし強気になって、「これは国内問題だ!内政干渉するな!」と逆ギレすれ
ば、「日本は、過去のことを全然反省していない危険な国だ!」となる。
要はどっちに転んでも、中国の株が上がるということです。
中国には、まだアメリカのように世界を回す力はありません。
しかし、アジアでは、盟主として君臨するのに十分な実力があります。
地域の覇者としての二つの条件は経済力と軍事力。
これはアメとムチと言ってもいい。
1、アメ→中国と付き合えば儲かりますよ!
2、ムチ→逆らうとひどい目にあわせますよ!
今、中国はアジアをまとめつつあり、アジア共同体の中心に座っています。
「別に日本なしでもいいよ」ということ。
そして、日本が入り込もうとすると、「ああ、いいよ。入りたければしゃあない
から入れてあげてもいいよ」と殿様バッタでいられる。
日本は今すぐ、中国に対する認識を改めなければなりません。
認識を改めるためには、10年前のことを10分くらい思い出すだけで十分で
す。
1995年、日本はバブルの後遺症に苦しんでいましたが、中国のことを「屁」
とも思っていませんでした。
「次の覇権は日本がとる」「ドルの次は円が基軸通貨になる」「日本が苦し
いのは、意地の悪いアメリカのせいだ」「日本人はDNAが違うから大丈夫だ」等々。
苦しいながらも、アジア最大の国という誇りだけは残っていました。
ところが今は。。。
日本が中国を見下すのは、かつてイギリスがアメリカを「元植民地」「野蛮
」「田舎者」と見下し、アメリカが日本のことを「ジャップ」「黄色いサル」と見
下していたのと同じです。
そんな感情的で非論理的な評価をしているうちに相手はどんどん強大化
していくのです。
(*補足)
「中国は汚職国家・独裁国家」だから、アジアの中心にはなれない」と主
張する人もいます。
そうでしょうか?
これは逆です。
アジアはほとんど汚職国家で、独裁国家(形は民主国家でも)もまだまだ多い。
ロシアでは、どうして中国政府のロビー活動と、中国企業のビジネスがう
まくいくのでしょうか?
わかりますね?
両国ともに、独裁国家・汚職国家だから、お互い理解できるのです。(^▽^)
(私のコメント)
小泉首相は8月15日今年も靖国参拝しませんでしたが、これは中国の日本への踏み絵なのだ。中国に言われて靖国参拝を止めれば日本は中国の家来になったようなものですが、靖国参拝をすれば日本は過去の歴史を反省していないと騒ぎ立てる。これは外交的な戦略で仕掛けてきているのですが、日本の首相は中曽根総理以来中国に屈してきた。
この事が靖国神社参拝が中国と日本との従属関係の象徴になり、中国は靖国カードで日本を揺さぶっている。このような事が出来るのは朝日新聞などの国内協力者がいるからですが、日本は中国との外交戦に対して連戦連敗だ。国会議員も親中派が増え続けて自民党でも親中派の橋本派は最大派閥を持つようになった。
それに対してアメリカは小泉首相に靖国参拝を命じたのでしょうが、小泉首相はぬらりくらりと日にちをずらして参拝してお茶を濁している。日本の首相が8月15日に参拝するという事は中国の家来にならないということを宣言する意味を持っている。以前なら靖国神社は中国やアメリカにとってたいして意味を持つものではなくどうでもよかったのでしょうが、米中対決時代になって大きな意味を持つようになった。
90年代までは米中は連携してジャパンバッシングしてきましたが、アメリカにとって日本を弱体化することはアジアの覇権維持において利益にならない事に気がついたようだ。アメリカの国防戦略上で中国の海洋進出を封じ込めなければなりませんが、日本の協力なしには封じ込めは難しくなる。
日本の首相は米中双方からの政治的圧力にさらされる立場に立ちますが、双方の言いなりになって行けば日本の国益は損なわれる。戦後は経済最優先で友好第一の外交もそれなりの意味はありましたが、経済大国となって米中双方から狙われるようになり金を米中双方からむしられるようになった。首相や官僚たちは米中の言いなりになっていれば楽なのでしょうが、それでは日本国民から非難される。
だから対中ODAの実態や対米思いやり予算や郵政民営化の実態も国民には知らせず内密にするようになった。日本は軍事力を持たず経済的にはアメリカと中国と良好な関係を維持しなければならないから事大主義的な外交にならざるを得ない。しかしそれだと日本は従属的になり、国民は植民地根性に汚染されていく。
そんな風に日本国民は堕落していけばアジアの各国からもバカにされて大国としての地位は失われて、国連の常任理事国入りにもアジアの各国からも推薦されないほどの国になって行く。本来ならばアメリカと協力してアジアの安定に貢献しなければならないのに、中国からの靖国参拝批判が日本の軍事大国化に障害になっている。
◆中国の外交戦争に日本は徹底抗戦せよ!
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/ 中\ < 靖国問題解決すれば、日中間問題は解決するアル
( `ハ´) \
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/ 中\ < 李登輝のビザ発給を拒否すれば、日中間問題は解決するアル
( `ハ´) \
( ~__))__~)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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/ 中\ < 尖閣諸島を中国に譲れば、日中間問題は解決するアル
( `ハ´) \
( ~__))__~)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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/ 中\ < 中国の言うとおりに歴史教科書を作れば、
( `ハ´) \ 日中間問題は解決するアル
( ~__))__~)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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/ 中\ < 要するに全て中国のいいなりになれば、日中問題は解決するアル
( `ハ´) \
( ~__))__~)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄