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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050904-00000017-mai-int&kz=intより引用
<北朝鮮レストラン>中国で再び増加、外貨の供給源になるか
【北京・西岡省二】北朝鮮料理を食べながら、平壌から来た女性従業員の歌や踊りを楽しめる「北朝鮮レストラン」が中国で再び増え始めた。北京市中心部に3日開業した大型店を含め、この1カ月の新規出店は市内だけで3店舗を数える。北朝鮮の経済改革(02年)を機に急増したが、経営不振などで昨年後半に撤退が続出。今度は北朝鮮側が経営管理の手堅い企業に絞って出店を許可した形で、今後、外貨の安定供給源になるか注目されている。
北朝鮮レストランは、平壌キムチや平壌冷めん、犬肉など、北朝鮮料理を中心としたメニューを取りそろえる。主に韓国人観光客に人気がある。
3日開店したのは、有力店「北京平壌海棠花(ヘダンファ)」の3号店。一般客席のほか、最大30人収容の個室を含むカラオケ完備の宴会スペースが16室設けられている。同市内では先月に「高麗館」が開業、今月中旬には「平壌銀畔館」が店開きをする予定。
中国の北朝鮮研究者によると、北朝鮮レストランの多くが政府機関や有力ホテルと中国企業の合弁。北朝鮮側が女性従業員を派遣し、中国側が資金や店舗を提供するケースが多く、北朝鮮にとって有力な外貨稼ぎの手段といえる。
中国国内では、01年に26店程度だったのが、02年7月の経済改革で北朝鮮の個人経済活動が活発化して以降、04年には100店近くに急増。だが、▽同じ形式のレストランの乱立による各店の収益低下▽複数の店で女性従業員が行方不明になった――などが原因で、昨年10月ごろから撤退が続出していた。
研究者は「北朝鮮側でレストランの経営状況などを点検し、経営が確かで従業員の思想管理が行き届いている店だけを残した。今後もこれらの企業体による出店が盛んになるだろう」と予測している。
(毎日新聞) - 9月4日3時9分更新