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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050827-00000075-mai-intより引用
<中国・バチカン>外交官が接触 国交正常化へ水面下交渉
【香港・成沢健一】ローマ法王庁(バチカン)のラヨロ外務局長(外相に相当)と中国の外交官が、ベネディクト16世がローマ法王に就任した2日後の4月26日に会談していたことが明らかになった。AP通信がローマのカトリック団体関係者の話として報じた。国交正常化に向けて水面下の交渉が進んでいるとみられ、この関係者は1年以内に法王の訪中が実現すると期待感を示した。
在伊中国大使館のスポークスマンも会談の事実を確認したが、中国側出席者の名前や会談の内容は明かさなかった。
カトリック関係者によると、4月の会談は外交当局者の接触としては1951年に国交が途絶えてから最高レベルとなった。また、昨年8月にも中国の外務省関係者がバチカンを訪れ、当時の法王ヨハネ・パウロ2世(今年4月に死去)に訪中を招請し、法王も実現を強く望んだという。
中国政府は、バチカンとの関係正常化の条件として、(1)台湾との断交(2)宗教事務の名の下に中国の内政に干渉しない――の2点を挙げている。ベネディクト16世が法王に就任した後、上海教区と西安教区の補佐司教の任命を巡り双方が歩み寄る姿勢を示したと伝えられ、台湾との断交もバチカン内部では決定済みとの見方も出ている。
(毎日新聞) - 8月27日20時52分更新