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インドネシアに謝罪 オランダ
60年ぶり『独立』認める
【ジャカルタ=共同】オランダ政府は十六日、旧植民地インドネシアを第二次世界大戦で占領した日本の敗戦から二日後の一九四五年八月十七日に独立運動指導者スカルノ(初代大統領)らが行った独立宣言を、六十年ぶりに有効と認めると表明、その後四年間続けた植民地支配について謝罪した。オランダのボット外相が十七日のインドネシア建国六十周年祝賀式典に出席するためジャカルタを訪問、十六日夜の演説で表明した。オランダの閣僚がインドネシア独立記念日の式典に出席するのは初めて。
オランダは日本敗戦直後の空白期間に宣言された独立を認めず、独立戦争が四年間続いて泥沼化。四九年に米国の仲介で主権を移譲した。インドネシア側が「建国」と位置付ける独立宣言を認めたことで戦後六十年の歴史の清算が実現する。
ボット外相は「(独立戦争の過程で)オランダの攻撃で多数の人命が失われた。歴史の過ちで、政府を代表し、苦難を与えたことに遺憾の意を表したい」と述べた。
オランダはこれまでハーグでの円卓会議を受け四九年十二月二十七日にインドネシア独立を認めたとの立場だったが、外相は「独立は八月十七日だ」と語った。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050817/eve_____kok_____000.shtml