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(回答先: 現状のまとめ [中国四川省奇病総合サイト] 投稿者 ルルルン 日時 2005 年 8 月 07 日 12:14:49)
http://www.forth.go.jp/
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics05-4.html#20
中国の豚の間で豚連鎖球菌が流行
WHO(CSR) 2005年8月3日
中国衛生部は、豚の間での豚連鎖球菌の流行に関連し、ヒト患者206名を報告した。このうち38名が死亡した。18人が重篤である。
ほぼ全例が四川省で発生した。四川省では今回の流行と平行して、豚連鎖球菌の感染が豚から検出された。四川省は、中国でもっとも豚の畜産が盛んな省の一つである。
中国当局の優先事項として調査と制圧対策が行われている。同国の衛生部と農業部は密に連携しており、新しい知見はすみやかにWHOとFAOに報告している。
中国の疫学者による調査の結果、最初のヒトの症例は四川省資陽県で2005年6月末に発生した。保健当局は、2005年6月24日から7月21日の間に3病院で原因不明の疾患患者を20名報告した。WHOは7月22日に正式な報告を受領し、その時点で20名の患者と9名の死亡患者が報告された。
患者はその後四川省の11県から報告された。ほとんどの患者は成人男性の畜産家である。WHOに報告された情報から、発病した、あるいは死亡した豚との接触がヒトへの主要感染源であることが示唆された。
現地の医師より報告のあった症状は、高熱、倦怠感、悪心、おう吐で、重症例では続いて髄膜炎、皮下出血、毒素性ショック(toxic shock)、昏睡がみられる。潜伏期は短く、疾患の進行は速い。現地の専門家はさらなる患者発見のための検索を行っている。現在までに、中国当局はヒトーヒト感染の証拠はみつかっていないと述べている。
ヒトでのアウトブレイクは通常見られず、WHOは経過に注目している。今回の流行を理解し、迅速な封じ込めを確実に行い、さらなる死亡患者の発生を防ぐため、原因病原体に関するさらなる追加検査が望まれる。
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中国四川省における豚連鎖球菌による感染について
在中国日本国大使館 2005年8月2日
在中国日本国大使館より、四川省での豚連鎖球菌による感染症について、以下の報告がありました。
1.感染者数
8月1日現在、四川省における豚連鎖球菌による感染者は、198人、その内、危篤者30人、死亡者は36人となっています。
2.感染地域
感染者は、四川省資陽市、内江市など9市の30県・市・区に拡がっています。
3.感染経路
感染者のほとんどが、豚連鎖球菌に感染した豚や感染で死んだ豚を屠殺・解体・加工したり、その肉を食べた農民で、特に、豚を解体・処理している過程で身体の傷から感染した例が多いとされています。なお、人から人への感染は、確認されていません。
4.病状
この病気の潜伏期間は、平均2〜3日間で、高熱、吐き気、皮下鬱血等の症状を示し、病気の進行は急激で、重症になる場合が多く、約50%が中毒性ショック症状を起こしていると言われています。
5.予防
(1)屠殺場や市場の肉売り場等には近づかない。
(2)肉は信用のある店で購入する。
(3)豚肉を料理する際には、指等に傷がないか確かめる。
(4)豚肉は、表面上のみならず内部まで火を通した上で食べる。
(豚肉は、牛肉等と異なり、通常は生で食べられません)
(注) 連鎖球菌による感染症は、一般に感染力は高い方ではありません。
リンク:
在中国日本国大使館ホームページ
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中国四川省での高死亡率感染症の発生について
WHO西太平洋事務局 2005年8月2日
2005年7月22日に、中国四川省で原因不明の疾患で20名の患者と9名の死亡患者が発生したことを中国衛生部がWHOに報告した。
8月1日までに、四川省と国の合同チーム(後ろ向き患者調査を含む)は徹底的な調査を行い、総計181名の可能性患者と34名の死亡患者を発見した。中国は新規患者発生の最新情報を毎日発信し情報の供給に努めている。さらに中国CDCのウェブサイトで、フィールド調査による広範囲な情報が提供されている。
同時期に同地域でブタの間で発病し死亡した件に対し動物保健当局が調査を行い、このブタの疾患はStreptococcus suis(豚連鎖球菌)感染と判明した。この細菌は世界中の豚に常在し、通常は無症状であるが、時に発病し、死に至ることもある。
ヒトの流行に対する初期調査の結果、ブタの と殺、加工、摂食者が高率に含まれた。また検査により疑い患者19名からStreptococcus suis感染が示された。他の患者との接触が疑われる例はいないようである。
この流行が同菌による事に基づき、政府対策チームが感染ブタの同定、啓蒙による感染リスクの予防、ヒト患者の発見と治療などによる拡大制圧対策を開始した。
ヒトのStreptococcus suis感染は散発的に世界中で発生がみられており、通常は職業的なブタとの接触により発生する。大多数の例では軽症であるが、一部で髄膜炎や毒素ショック症候群(toxic shock syndrome)などで重症化し死に至ることがある。しかしStreptococcus suis感染の集団発生は珍しい。さらに、患者の臨床症状の多くはStreptococcus suis感染と一致するが、重症患者の率や死亡率が相対的に高い。しかしながら、調査開始時点でより重篤な患者をより発見しやすかったことを反映している可能性も考えられる。
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このページをみると、世界のあちらこちらで疫病が発生しているんですね。たぶん、それが常態なのだろう。
ウエストナイル熱情報2005−更新6
2004年8月2日現在、米国、カナダにてウエストナイルウイルスが発見されています。これらの地域へ渡航する方は、虫除け剤、長袖、長ズボン等で蚊に刺されないように注意してください。
報告患者数:109 死亡患者数:3
WHOに報告された鳥インフルエンザA(H5N1)の確認例
2004年12月16日〜2005年7月27日 ・・患者数:64 死亡者数:22