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* 2005.07.29 Friday * 22:38
* Kaisetsu
* Asia Politics
中国外相 突然 ミャンマーへ 7月29日朝日朝刊 国際面
http://blog.kaisetsu.org/?eid=106951
ミャンマーのアセアン議長国辞退を受けて、中国の外相が、非常に過密なスケジュールの中、ミャンマーを突然、訪問した。直前まで、外部に漏れていなかった。中国は、ミャンマーが議長を慣行通りに受けるべきとの立場だった。
町村氏は、日本との繋がりが薄い、アフリカ問題にG4の関係で、足を絡まれている。この間、中国は、実質的に、アジアの新しいリーダーとしての地歩を着実に築いていっている。巨額の資金を使うのではなく、つまり、札束外交ではなく、信義と友好を旨とする、通常の紳士的外交戦術で。
ミャンマーは、ネ・ウィン氏と時代から、岸氏の人脈的利権と思われていたが、ネ・ウィン氏後は、この人脈も廃れ、今回の中国との蜜月によって、清和会の利権も失われるのだろう。
批判の多いODAをミャンマーに流し続けて確保していた利権は、結局、中国に移転されていく。その後、人権問題で攻勢を駆ける欧米が割り込んでいくだろう。
ODA ウォッチャーズ
(資料)
ネ・ウィン氏関係
http://www.burmaoffice-jp.org/chronologicaltable.html
▽元大統領一族を逮捕 一九八〇年代末から軍事政権による強権支配が続くミャンマー (ビルマ) で三月初め、ネ・ウィン元大統領 (90)の娘婿ら一族がクーデターを企てた疑いで逮捕される事件があり、このクーデター計画に絡んでミン・スエ空軍司令官ら軍政幹部四人が更迭されたほか、逮捕者は約百人に上った。
同国では、民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさん率いる野党勢力と軍事政権の対話は足踏みを続け、国際社会による制裁や外貨不足などで経済不振が慢性化しているが、 そうした矢先に起きたネ・ウィン氏一族の逮捕騒ぎは、この国に長く君臨したかつての独裁者の権威失墜を示すものと受け止められている。
http://www.kazankai.org/publishing/toa/2002_05/briefingroom1/01.html