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(回答先: Re: 「だから、拉致被害者が帰って来なくても文句を言うな」ってこと? 投稿者 Sirent Tears 日時 2005 年 7 月 28 日 21:57:06)
Sirent Tearsさん、どうもです。
記事中の発言者に対する疑念かなと思っていたら、「「自分はよそに書いてあった事を転載しているだけで、何の関係も無い」と言うのかい?」と書かれていたのでレスします。
以前から書き込みしていますが、「拉致問題」は、日本政府が何よりも高い優先度で解決をはからなければならない外交課題だと思っています。(核問題とは比較にならない優先度の高さです)
拉致問題で政府が説明しているように、二国間の合意内容に北朝鮮政府が違背し日本政府が求める交渉にも応じようとしないというのなら、絶好の機会である6ヶ国協議が始まる前に、政府は「拉致問題に関する約束の履行なくして協議への参加も北朝鮮に対する経済支援もできない」と宣言すべきです。
6ヶ国協議でどのような合意が形成されようとも、日本の資金負担なくしては画餅になってしまいますから、その宣言は大きな影響力を持ちます。日本は、6ヶ国のなかで米国と並ぶ重要な・・・現在では決定的なポジションを占めているのですから...。
もちろん、日本政府が他の5カ国にはばかることなくそのような宣言ができるのは、二国間で合意したことを日本政府が遵守し北朝鮮政府が違背している場合だけです。
(米国を含み北朝鮮を除く4カ国の対応振りを見ていると、日本政府がそのような立場にはないように思われます)
ロシア通貨危機のとき、米国政府の要請を受けた日本政府は政治課題を棚上げしてロシアに70億ドルもの資金援助をしたように、今回の対北朝鮮問題でも、平和のために優先度が高い核問題を解決するという大義名分を掲げ「拉致問題」を棚上げしたまま大規模な資金援助が行われるのではないかと危惧しています。