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(回答先: 北朝鮮、核兵器保有を通告 事前折衝で米側に [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 26 日 16:36:27)
7月26日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は26日午後の衆院本会議で、同日北京で始まった北朝鮮の核開発問題をめぐる第4回6カ国協議に関連し、日本人拉致問題の解決の重要性を提起する方針を表明した。ただ経済制裁については慎重な姿勢をあらためて示した。民主党の鳩山由紀夫元代表への答弁。
首相は、「政府としては諸懸案の包括的解決を図る必要があるとの観点から、これまでの6者会合と同様、会合で拉致問題解決の必要性を提起する考えだ」と表明。「現時点で結果を予断することはできないが、(拉致)問題解決に向けて1歩でも前進の糸口が得られるよう、6者会合の機会を活用して最大限努力していく」とも強調した。
拉致被害者の家族などが強く求めている北朝鮮に対する経済制裁については、「経済制裁は可能な1つの手段だが、まず経済制裁ありきという考えをしているわけではない」と語った。
6カ国協議は同日午前10時(日本時間同日午前11時)ごろ、北京の釣魚台迎賓館で開会。協議は1年1カ月ぶり。
北朝鮮「非核化へ努力」−米「侵攻しない」
NHKの26日のニュースによると、北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は「非核化に向けて努力する姿勢を強調したい」と述べたうえで、「参加国が知恵を出し合えば、非核化という目標まで到達できると信じている。今回の会談がこれ以上形式的なものにならないよう最大限努力することを断言する」と表明した。
米国のクリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、1)北朝鮮が核の放棄を決定すれば米国も北朝鮮が求める「安全の保証」やエネルギー支援を認める用意がある、2)6カ国協議の場で米朝2カ国協議も行い、何としても成果を挙げたい−−と語った。そのうえで「米国は北朝鮮の主権を認め、侵攻する意思はない」と表明した。
日本の首席代表を務める佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は冒頭のあいさつで「日朝平壌宣言に基づき国交正常化を実現するという方針は変わらない」と強調。「そのためには核、ミサイル、拉致といった諸懸案が包括的に解決されなければならない。北朝鮮側の真摯(しんし)な対応を強く期待するとともに、わが国としても全力を挙げて取り組む」と表明した。
共同通信によると、韓国からは外交通商省の宋旻淳次官補、ロシアはアレクセーエフ外務次官が出席している。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 山村敬一 Keiichi Yamamura kyamamura@bloomberg.net
更新日時 : 2005/07/26 15:53 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aGEo3EO13Gvc&refer=jp_japan