★阿修羅♪ > アジア2 > 433.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 6者協議前、日朝が接触 [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2005 年 7 月 26 日 04:19:40)
【北京=菱沼隆雄】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の第4回会合が26日に開幕するのを前に、米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)と北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は25日午後、北京の釣魚台国賓館で2国間協議を行った。
米政府高官は記者団に、協議では、米朝間で見解の差がある「朝鮮半島の非核化」に関して話し合われたことを明らかにするとともに、今回の協議では、「(現在はあやふやな)いくつかの概念について合意をめざし、それを今後の議論の発展につなげたい」と語り、まず、議論の土台となる合意の構築を目指す方針を示した。
米国はまた事前協議で、昨年6月の前回協議で提示した核廃棄にいたる道筋を示した米国提案に回答するよう北朝鮮に繰り返し求めた。しかし、北朝鮮からの明確な回答はなかったという。
一方、この高官は、事前協議で、米国が、北朝鮮が存在を否定している高濃縮ウラン計画に言及しなかったことを認めた。北朝鮮もこれまで主張してきた、6か国協議を在韓米軍も対象にした軍縮協議の場にするべきだとの議論を持ち出さなかったという。国務省高官は「6か国協議前の米朝接触はない」と述べていたが、北京入り後、中韓の働きかけもあり、北朝鮮が強く求めていた米朝接触に応じることにしたと見られる。
一方、午後6時半(日本時間午後7時半)からは同国賓館で6か国協議の議長国・中国の李肇星外相主催による夕食会が開かれ、協議が事実上スタートした。
(2005年7月26日1時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050725i114.htm