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日本の政治家はドイツ並みに言葉を磨け。石原の知性のない暴言は、中国・韓国に「日本はその程度の国か」と思わせているだけだ。中韓は反日教育をしているだろうが、反日デモの連中はともかく政治家・閣僚が石原・松沢のように徒らに人種差別的な妄言を日本人にしたか?「小日本」などという言葉は反日デモ隊こそしただろうが、閣僚クラスのものはやってないだろう。
石原の暴言なんぞ国益になるどころか、かえって国益を損なうだけだ。外交は相手との駆け引きだ。駆け引きを拒絶して、脅すふりをして、差別的な言いがかりをして、何の得になることありや?毅然とした態度?中国・韓国になめられちゃいけないだって?
毛沢東は政治工作7割軍事工作3割
日本の参謀本部は軍事工作7割政治工作3割
違うか。敵を増やすより味方を増やせ。下手すればむしろ「中国の手先」と呼ばれる者の方が日本の国益を中国に丁寧に説き、説得できるかも知れず。対話を拒絶する改憲タカ派は砂漠以外に何も生まぬ。真の国益は言葉を丁寧に使用し、相手を説得することで得られるのではないか?
毅然などといっても、こけおどしの侮中侮韓は、相手からも軽蔑されるだけで日本の国家として得るものなしだろう。
日本の自称愛国政治家は、中国・韓国の政治家に比べ、言葉遣いが「らすい」と思う。愛国を考えるなら、尚更あのような石原らの乱暴な言葉が日本人のどう国益と結びつくのか考えるべきだ。そういう考察がなければ、毎回同じ失敗の繰り返しになるんじゃないかな。あの戦争の教訓が全く生かされてないんじゃないか。
恐るべきは中国の核兵器ではなく、「日中戦争が政権獲得の機会をくれた」と肯定し、70年代初めに日米安保を急に肯定した毛沢東の心だろう。日本のタカ派が毛沢東に負けたのは必然ではないのか?日本の右派、言葉遣いに国益戦略なし。相手を逆なでする暴言では多数派になれず。かえって、相手の道徳的ヘゲモニーを高め、相手側の多数派工作に有利となろう。中国には徳で勝つべき。