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2005.07.15 Friday 01:14
6カ国協議(実質、日本を除外した5カ国協議)は進展の可能性が大きい
http://blog.kaisetsu.org/?eid=77905
Asia Politics / Kaisetsu
◆世界の政治は、既に、ポスト・モダン的認識が定着してきた。米国は、既に、パワー・バランス手法の放棄と、脱構築型の世界戦略を掲げて、国際政治を動かしている。ライス氏が、その陣頭に立っている。
◆政治に於けるポスト・モダン思考で使われる多くの手法の内の一つが、「ババ抜き」ゲームである。参加者の内の誰かを、まず、敗者として確定しておくことで、俄然、敗者以外の参加者は、楽にゲームを楽しむことができる。
◆現状において、主に、日本外交の自滅によって、日本外交はアジアにおいて完全に『孤立』し、G4に固執する余り、米国も距離を置かざるを得ない状況に至った。ここで強調したいのは、こうなった原因は、非常に明白、単純で、田中均氏、阿南氏、安倍氏、北岡氏、小泉氏、石原氏などの、これまで非主流の官僚、政治家、学者が民衆を煽って、自己の利益のために、「言葉に餌」による露骨なポピュリズム政治を行ったからだ。
◆既に、6者協議では、建前は兎に角、実質的には、日本政府は影響力を行使できない状況であり、日本政府を除く、5カ国が実効力を持つステイク・ホルダーと言える。
◆日本だけが、貧乏籤を引き、日本だけが得るものの無い中で、他の5カ国が、得点を重ねることで、東アジアの新しい構造地図が描かれようとしている。
◆何度も言うが、この原因は、この数年間の、小泉政権の外交失敗にあり、その主な責任者は、田中均氏、安倍晋三氏、石原都知事、阿南氏、北岡氏などである。
◆他の多くの知識層は、時には、「2ちゃんねる」からの激しい理不尽で汚い攻撃を受けながらも、真摯に、日本外交の失敗を予期し、警鐘を鳴らし続けてきた。