★阿修羅♪ > アジア2 > 272.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 図解 CIAのフィリピン1986クーデター計画 【新じねん・日々雑感】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 04 日 01:50:00)
【私的めもらんだむ】
今から14年前、1986年のフィリピン大統領選挙戦の時は、私もテレビに釘付けになっていたものだ。マルコス陣営による不正選挙活動はあからさまに、連日その目撃証言が報じられていた。そんな中で軍部のマルコス政権への反乱が起き、首謀格のエンリレ国防長官がシン枢機卿に電話をしている。
「1986年2月22日、土曜の午後3時までにエンリレ、ホナサン、それにカプナンは、アギナルド基地にある国防省の建物に立てこもった。エンリレは防弾服の上からウジ自動小銃を紐で首にかけていた。彼の部下たちが国軍改革運動のメンバーを集める間、エンリレはあちこち電話をかけた。エンリレがシン枢機卿に電話をして事情を説明すると、枢機卿は協力すると約束した。エンリレはそれから、ボズワース駐比アメリカ大使と角谷清日本大使に電話をかけた。のちにエンリレは『私が電話をしたのは、もし我々が皆殺しにされた時、世界の人々に実情を知っておいて欲しかったからだ』と説明した。」
---「The Marcos Dynasty」by Sterling Seagrave P317より抜粋
【参考】
●1986年の主なできごと.事件年表
【フィリピンの民衆革命】
2月初旬、フィリピン大統領選挙が行われ、マルコス大統領とコラソン・アキノ候補が争う。
2.14日、フィリピン革命始まる。
2.22日、フィリピン国軍副参謀総長・フィデル・V・ラモスとエンリレ国防相の指揮する反乱兵が国軍司令部、国防省のあるケソン市のアギナルド基地に立て篭もる。基地につながるエドサ通りに数十万人の市民が繰り出し、マルコス派の戦車と精鋭部隊は基地に近づけず。
2.25日、フィリピン、マルコス政権崩壊、グアムへ亡命、アキノ大統領就任。
http://csx.jp/~gabana/Zaakan/hibi-new.htm