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2005年07月01日19時08分
英国から中国へ、香港が返還されて1日で8周年を迎えた。今年に入って不人気だった董建華(トン・チエンホワ)前行政長官が事実上更迭された。97年以来低迷が続いていた経済も2年越しの中国の香港てこ入れ策もあって好調で、住民の不満は静まっている。03年、04年と数十万人が繰り出した民主化要求デモも、今年の参加者は大幅に減った。
1日は午前中に親中派団体が「祝賀パレード」を企画、ラジオなどの報道では約3万人が参加。「安定、調和」といった政府支持のプラカードや横断幕を掲げ、獅子舞や伝統舞踊を披露しながら華やかに行進した。一方、選挙制度の民主化を求める野党民主派勢力のデモは、カトリック、教員組合などが動員を見合わせたこともあって、参加者は約2万人にとどまった。
http://www.asahi.com/international/update/0701/012.html
返還8周年の香港で民主化デモ・4万人以上が参加
【香港=佐藤一之】中国返還8周年の香港で1日、市民らが香港の民主化を求めてデモ行進した。主催者の民主派団体「民間人権陣線」によれば、参加者は約2万1000人。集会場での模擬住民投票を通じて普通選挙の早期実現などを訴えた。
香港では3月に董建華前行政長官が突然辞任。中国政府の意中の候補とされた曽蔭権(ドナルド・ツァン)前政務官が選挙を経て新行政長官に6月就任した。支持率が低かった董氏から曽氏に政権が交代したことで市民の不満は和らいでおり、参加者は昨年の53万人(主催者発表)を大きく下回った。
デモでは中国政府に事実上コントロールされている香港の選挙制度に普通選挙を導入すべきだとの声が目立った。ある女性会社員(31)は「行政長官はやはり私たちの手で選びたい。中国政府が香港に干渉するのはやめてほしい」と話した。 (20:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050701AT2M0101W01072005.html
新長官の経済政策に期待 香港返還8年、民主派低迷
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【香港1日共同】香港が英国から中国に返還されて1日で8年を迎えた。6月に就任した曽蔭権行政長官の経済政策に市民の期待が高まる一方、過去2回は主催者発表で約50万人が参加した恒例の民主化要求デモは参加者が大幅に減り、民主派の低迷を印象づけた。
曽長官はこの日の式典で「国や民族に対する香港人の感情は(返還後)大きく変わった」「香港と中国本土の緊密さを今日ほど感じたことはない」と述べ、今後も本土との連携を強め経済発展に力を尽くすと強調した。
前日に発表された香港大の最新世論調査で、曽氏の支持率は72%と過去最高を記録。長らく20%台に低迷していた香港政府への「満足度」も返還当時の水準に迫る36%に上昇、曽氏への“追い風”となっている。
2005年07月01日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/07/2005070101003420.htm
香港返還8周年、民主化要求デモ参加者は減少
2005/07/01(金) 23:28:05更新
香港は7月1日、中国への返還から8周年を迎えた。
湾仔(ワンチャイ)の香港会議展覧中心(香港コンベンション&エキシビジョンセンター)にある金紫荊広場では朝8時から記念式典(写真)が行われ、6月24日に就任を宣言した曽蔭権(ドナルド・ツァン)新行政長官も出席した。
また香港の民主化を叫ぶ市民団体などは同日午後、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のビクトリア公園に集まり、デモ行進を行った。参加人数について主催者側からの発表は、午後6時までの段階で行われていないが、昨年よりも大幅に減少しているもよう。
普通選挙による行政長官選びの実現を求める団体が行った模擬選挙には、市民約2万人が参加したとされる。
7月1日のデモ行進が行われるのは今年で3回目。3月まで行政長官を務めていた董建華氏の親中国姿勢などを批判し、「一国二制度」の崩壊を懸念するものだったが、今年は6月に香港市民から支持のあつい曽蔭権氏が行政長官に就任したことで、市民の反発はやや弱まっているようだ。(編集担当:恩田有紀)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0701&f=politics_0701_005.shtml
香港:
民主化デモ2万1千人にとどまる
約2万1000人にとどまった香港の民主化デモ=AP
【香港・成沢健一】香港が英国から中国に返還されて丸8年となった1日、民主派団体主催によるデモが香港島中心部で行われた。過去2年は50万人規模(主催者発表)だったが、不人気だった董建華前行政長官が退任したうえ、経済も好調なことから約2万1000人(同)にとどまった。
今年のデモのテーマは「普通選挙の完全実施を勝ち取り、官僚と財界の癒着に反対しよう」。しかし、07年の行政長官選挙と08年の立法会(議会)選挙での普通選挙の完全実施は、中国側が既に見送りを決めており、市民の関心は高まっていない。このためデモに参加した労働団体や同性愛者の団体などは、それぞれの主張を展開した。
一方、デモに先立って、親中派団体が返還8周年を祝うパレードを実施し、主催者発表で約3万人が参加した。
毎日新聞 2005年7月1日 21時20分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050702k0000m030109000c.html