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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu98.htm
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中国は30〜40機の戦闘機搭載が可能な4〜6万トン級の
空母建造を計画し、計画通りなら2006年までに完成する
2005年7月1日 金曜日
◆中国、空母保有「真剣に検討」…建造着手は否定 6月16日 読売新聞
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050616/20050616id25-yol.html
【北京=竹腰雅彦】中国の軍需産業管理機関・国防科学技術工業委員会の張広欽・副主任は16日の記者会見で、中国の将来の空母建造について、「関係部門は真剣に研究、検討している」と語り、保有計画の存在を明らかにした。
ただ、張副主任は、中国が「すでに初の空母を建造した」との見方については「まったく承知していない」と否定した。
中国では台湾統一や遠洋作戦能力向上などの戦略的必要性から、1980年代に空母建造の本格的な研究が始まったとされる。
米民間研究機関グローバルセキュリティーによると、中国は30〜40機の戦闘機搭載が可能な4〜6万トン級の空母建造を計画し、1999年に上海で建造に着手。計画通りなら2006年までに完成する見込みとされる。また、台湾国防部(国防省に相当)は今年3月、中国が2008年に空母による遠洋作戦能力を持ち、15年には空母戦闘群を配備すると予測している。
(私のコメント)
中国が大型空母を持つことがニュースになっています。具体的なことは何一つわかっていないのですが、ロシアの空母のクズネツォフの二番艦をくず鉄として購入しているから、それを元に完成させるのだろうか。中国海軍が航空母艦を運用できるとは思えないのですが、国威の発揚にはなるだろう。
ロシア海軍も航空巡洋艦として何隻か建造していますが、ミンスク級はすでにスクラップとなり、クズネツォフが唯一の空母として稼動していますが、アメリカの原子力空母にはとても対抗できないもので飛行機も飛ばせる巡洋艦でしかない。中国もほぼ同じ型の空母を建造するのでしょうが、軍事的プレゼンスにはなる。
搭載する航空機も少なくヘリコプターが主力となり、固定翼機も12機しか積めない。しかし53000トンの大型空母だから東南アジア諸国に対する威圧感は相当なものになるだろう。さらに中国は新型の通常潜水艦や原子力潜水艦などを建造し外洋型海軍に変身しつつあり、中国沿岸だけを守る海軍とはいえなくなった。
それに比べると海上自衛隊は護衛艦と通常潜水艦しか無いからとても対抗できない。洋上においては固定翼機を飛ばせるか飛ばせないかは大きな差となる。当面はアメリカ海軍におんぶに抱っこの状態で海上の防衛を任せるしかないのですが、こんな状態で日本はいいのだろうか。