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アロヨ大統領が謝罪
選管への電話認める 不正指示は否定
【マニラ=青柳知敏】昨年のフィリピン大統領選の開票過程で、アロヨ大統領が中央選挙管理委員会幹部に電話で票の操作を指示したとされる「電話盗聴テープ」疑惑で、アロヨ大統領は二十七日夜、疑惑浮上後初のテレビ演説を行った。大統領は中央選管幹部に電話したことを認めて「誤解を招く行為だった」と国民に謝罪したが、不正な票操作の指示は明確に否定した。
アロヨ大統領は盗聴テープの存在が明らかになった今月六日以降、疑惑へのコメントを避け続けてきた。テレビ演説は二十七日朝、大統領府が急きょ設定した。
神妙な表情で画面に現れた大統領は「遅れていた票集計にいら立ち、電話で問い合わせた。票集計の問い合わせだったとはいえ、電話をしたことは私の過失」と謝罪した。だが、疑惑の焦点の中央選管幹部に対する票操作の指示は「していない」と否定、当選の正当性を訴えた。
これに対し、野党側は「謝罪は素直に受け止める」としながらも、票操作の疑惑については「忘れたわけではない」と大統領の辞任を求め続ける意思を表明した。
疑惑をめぐって、二十四日には首都圏で約六千人の辞任要求デモがあった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050628/mng_____kok_____002.shtml