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2005年 6月 24日
不可侵確約求め米大統領に親書
金総書記、02年に
【ソウル=中村清】北朝鮮の金正日総書記が2002年11月に「米国が(北朝鮮への)不可侵を確約すれば核問題も解決できる」などとする親書をブッシュ米大統領あてに送っていたことが分かった。
親書は、グレッグ元駐韓大使とオーバードーファー米ジョンズ・ホプキンス大教授が訪朝時に受け取り、ホワイトハウスに渡したといい、両氏が22日、韓国の通信社・聯合ニュースの取材に答えた。
金総書記は親書の中で、「重要なのは米国が不可侵を法的に担保することだ。米国が勇断すればわれわれも合わせて対応する」などと主張したという。
金総書記自らが当時、親書を通じて核開発を事実上米国に認めていたと解釈され、グレッグ元大使は金総書記の提案に応じるよう米政府に促したが、米政府は結局、無視した。
http://www.chunichi.co.jp/niccho/050624T1138.html