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【ソウル=浅野好春】盧武鉉(ノ・ムヒョン)韓国大統領は23日、青瓦台(大統領府)で南北閣僚級会談北朝鮮側首席代表の権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事と会談、金正日総書記が朝鮮半島の非核化を金日成主席の遺訓と表明したことに「留意」するとした上で、「早期に決断を下し核問題を平和的に解決すべきだ」と呼びかけた。
盧大統領が同会談の北側首席代表と会ったのは初めて。
青瓦台報道官によると、盧大統領はさらに、「金総書記が鄭東泳大統領特使(統一相)と接見して意義深い言葉を多く語ってくれたことに感謝する」と述べ、金総書記にあいさつを伝えてくれるよう依頼した。権参事はこれに対し、「金総書記は、体面を押し立てた従来の南北対決はやめなさいと言った」とし、これを鄭統一相が「受け入れたため、今回の会談がうまくいったのだと思う」と指摘した。
(2005年6月24日0時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050623id25.htm