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媚中人士に関するランド研究所の報告書 中国の対日戦略 伝統復活 「個人的関係」を外交利用
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投稿者 TORA 日時 2005 年 6 月 22 日 14:22:19: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu97.htm
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媚中人士に関するランド研究所の報告書
中国の対日戦略 伝統復活 「個人的関係」を外交利用

2005年6月22日 水曜日

◆【潮流】中国の対日戦略 伝統復活 「個人的関係」を外交利用 溶解する日本
http://blog.satohs.jp/200506/article_124.html

中国が日本の個別の政治家をあいついで招き、靖国問題などについて日本の首相や政府の立場への反対を伝えさせる最近の対日外交攻勢は、米国政府がかつて対中交渉で「個人的関係ゲーム」と呼んだ中国側の手法に一致していることが分かった。この手法は外国の政治家のうち「中国に食い込んでいる人物」や「中国にパイプを持つ人物」を利用し、相手国の政府の政策を変えさせようとする中国共産党の伝統的な対外戦略だという。
 中国外交に詳しい米国政府関係筋は、中国政府が最近、日本の政治家を個別に招き、小泉純一郎首相の靖国神社参拝や日本政府の台湾の安全保障への声明への反対の立場を告げて、それら政治家が日本向けに中国の見解を伝えるという事態展開について、米国政府が一九八五年にまとめた「中国の政治交渉行動様式・一九六七年−一九八四年」という報告書で「個人的関係ゲーム」と特徴づけられた中国の外交手法に一致している、という見方を明らかにした。

 報告書は中央情報局(CIA)が中心となり半官半民のランド研究所に委託して作成され、中国が六七年から七九年の米中国交樹立をはさむ十七年間に対米外交交渉で示した戦術の内容を細かに分析しており、九四年に大部分が解禁された。

 報告書によれば、「個人的関係ゲーム」とは中国政府が重要な対外交渉にのぞむ場合、相手国の特定の政治家や官僚と個人的関係を築き、相手国の政策を中国側に有利に変えさせるために利用する手法を指す。報告書にはこう記されている。

 「中国共産党は、伝統的に相手国の特定の政治家や官僚を中国との個人的関係へと誘いこみ、『中国の古い友人』として種々の懇願や圧力をぶつけ、相手国の政策を中国側に有利に変えさせる手法にたけている」

 「中国と個人的関係を結んだ外国政治家は、その国では『中国に食い込んだ人物』とか『中国にパイプを持つ人物』とされており、中国側とのきずなが自国側での地位や評判の基礎となる」

 「その種の政治家は中国とのきずな保持による自分の名声を崩さないため、中国の要求を実現させようと懸命になる。中国側による親中政治家利用は人民解放軍の『誘敵深入』(敵を誘いこんで、包囲して、殲滅(せんめつ)する)戦術に似ている」


 「その種の個人的関係結びの標的となったのはニクソン政権のキッシンジャー国務長官、カーター政権のブレジンスキー大統領補佐官、レーガン政権のリーガン財務長官、ヘイグ国務長官をはじめ、その下の多数の国務省、国防総省の高官たちだった」


 日本ではこのところ自民党の橋本龍太郎元首相、野田毅元自治相、山崎拓前首相補佐官、加藤紘一元幹事長らが個別に訪中、曽慶紅国家副主席ら共産党幹部と会談し、その後に多くが小泉首相の靖国参拝への中国の中止要求を事実上、日本側に伝達する発言をした。従来から中国から招かれることの多い河野洋平衆議院議長、古賀誠元自民党幹事長、公明党の冬柴鉄三幹事長らも靖国問題で中国の立場への理解や支持をみせた。


 米国政府関係筋はこうした日本の政治家の動きについて、「大多数は中国側から『中国の古い友人』とされ、日本側では『中国とのパイプ』で高く評価され、その自分の立場を守るには中国の主張を擁護するほかないだろう」と述べている。

 報告書では対抗策として「中国側が外国の『友人』とみなす人間にきわめて多くを期待することを明記すべきだ。『中国の古い友人』と呼ばれて追従され、自尊心をくすぐられることに最大限、注意しなければならない」と警告している。

 (ワシントン駐在編集特別委員 古森義久) From産経新聞6月21日朝刊

◆ここ数日の日中情勢>王毅に騙される中共の走狗・媚中派政治家 溶解する日本
http://blog.satohs.jp/200506/article_65.html

これらの記事からまず覗えることは、中共がまったく一枚岩ではなく、胡錦涛の政見掌握が非常に危ういってことですね。
 反日官製デモ抑止の段階で一時流れたクーデター説を一概にデマと断ずることが出来ないような実体があり、呉儀ドタキャン事件は、そうした中共内部の路線対立の弥縫策として出てきてしまった。
つまり、外交部としては落とし所を探りたいのだけれども、反日強硬の人民解放軍の暴発を怖れて政治的妥協を図った、その産物が呉儀ドタキャンであった、こんな感じでしょうか。
 でこのところ我が国の媚中政治家の訪中が相次ぐのは、王毅の工作であることは疑う余地はありませんが、それは胡錦涛政権を守るために日本の譲歩を引き出すことが目的なのですよ。
つまり中共の内政問題のツケを日本に払えっと、こういうことなのであり、こうした中共の策謀の走狗をやってしまう政治家がいることがなんとも嘆かわしい。
恐らく王毅は、いま日本がツッパリ倒せば、胡錦涛が失脚してより反日強硬の政権が誕生するといった文脈で彼ら媚中政治家のケツを掻いているのでしょうが、それはそれで、そんなアナクロ政権が誕生すればいまより中共が国際的な批判を浴びやすくなるわけで、僕はいいと思う。
 また、こんなことで靖國神社の宮司や神社本庁までが声明を出さざるをえない状況ってものが、いま日本政界がおかれている危険な状況を端的に示していると思う。


(私のコメント)
月曜日の「たけしのTVタックル」で日本の媚中派議員のことを取り上げていましたが、岡田民主党代表の媚中派ぶりが目立ってきました。まるで旧社会党の主張と全く同じだ。岡田代表が中国よりの発言を繰り返せば繰り返すほど民主党は政権から遠ざかる。野党の民主党と自民党内の媚中派とが手を組めば小泉政権は孤立したような格好になる。

日本の政治家がどうして次々と中国に取り込まれてしまうのか、産経新聞の小森特派員の記事によれば、特定の政治家に狙いをつけて、個人的関係を築き上げて、それを利用して政策を中国よりに変えさせてゆくのが中国の外交手法のようだ。どのような手段で個人的関係を築くのかは分かりませんが、北朝鮮も同じ手法を用いている。

中国と個人的関係が出来たと思わせる手法は、日本国内で中国とのパイプ役として政治的地位を守る事が常態化してくると、橋本龍太郎や河野洋平や加藤紘一や野田毅といった議員達は中国の代理人となって活動する事に何の疑問も持たなくなる。それが自分の政治的地位を守る事と中国の利益とが一致してしまうと、そうなるのだ。

これと同じ構図はアメリカとの関係にも見られますが、ブッシュの友人としての立場でアメリカに有利な政策を小泉首相に押し付けてくる。このように米中対立の構図が日本の国会内で繰り広げられているわけで、いったい誰が日本の国益を守っているのか。日本の有権者達が政治に無関心である事で、政治家達は好き勝手な事が出来るのだ。

このように米中などの外国政府と手を組んだほうが国内の政治闘争には有利だろう。政党の幹部ともなれば金も情報も彼らから入って来るし、国会内ではアメリカと中国の代理戦争が行われているようなものだ。その争点が靖国参拝であり歴史認識問題なのだ。アメリカのブッシュ政権は共和党でも右派であり反共産主義だ。その意味では日本の保守とも手を組めるから小泉首相は靖国で中国に揺さぶりをかけている。

だから国会内では小泉首相は孤立しているように見えても、日本の保守勢力が靖国問題や歴史問題などでは小泉首相を応援しているから全体的に見れば媚中派のほうが追い込められてしまっている。野党の民主党にしても中国に対する政策も一枚岩ではなく媚中派と反媚中派とで二つに割れている。

◆民主に反中議連 北京五輪中止訴え
http://oiradesu.blog7.fc2.com/blog-entry-300.html

中国に対し毅然(きぜん)とした外交姿勢の確立を求める民主党の有志議員が16日、「真の対中外交を考える会」の設立会合を開き、2008年に予定されている北京五輪の開催中止を要求する国会決議を今国会で採択することを視野に、対中政策を議論していく方針を確認した。米下院でも同様の決議を採択する動きがあるが、同会メンバーらは「当事国の日本が率先して北京五輪の開催中止を訴える声を上げていくべきだ」と主張している。
 設立会合には代表世話人の松原仁、渡辺周、中津川博郷の各衆院議員や米沢隆副代表ら約20人が参加。靖国神社参拝問題や特定の歴史教科書に対する「内政干渉」などで反日姿勢を強める中国への対抗策を協議するほか、反日暴動による日本大使館への破壊活動の謝罪と賠償がない限り、北京五輪の開催中止を内外に訴えていく。
(産経新聞) - 6月17日


(私のコメント)
これも旧社会党を思わせる動きで、社会党と民社党が割れたようなことの繰り返しだ。野党の党首ともなると岡田代表のように中国に取り込まれてしまう。しかしそれだと永久に政権はとれないから民主党の若手は反旗を翻した。このように若手の政治家は与党も野党も中国やアメリカの援助が受けられないから国益に即したまともな事が言えるのですが、政党の幹部になると中国からの招待外交で個人的関係を作られて取り込まれてしまう。中国に行くとどのような良い事があるのだろうか。

◆日中打開目指し7月訪中へ 岡田氏、アジア重視表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000190-kyodo-pol

民主党の岡田克也代表は21日までに、小泉純一郎首相の靖国神社参拝などで冷却化している日中関係の打開を目指し、7月に訪中して胡錦濤国家主席ら中国要人と会談することで中国側との日程調整に入った。
 岡田氏は政権交代実現後を見据えて「アジア重視」の考え方を伝え、中国指導部との信頼関係構築に努める。日中関係改善に向けた具体的な手掛かりをつかめるか、外交手腕を問われそうだ。
 岡田氏は5月に、民主党が政権を取った場合の「外交・安全保障政策ビジョン」を発表。中国、韓国との関係悪化を招いた小泉政権との対立軸としてアジア重視を掲げ、中国との関係改善を「日本外交最大の課題」に位置付けた。
(共同通信) - 6月21日18時54分更新

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