★阿修羅♪ > アジア2 > 135.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【ソウル堀信一郎】韓国と北朝鮮による第15回南北閣僚級会談が21日から24日までの日程でソウルで開催される。同会談は元々、昨年8月に開かれる予定だったが、北朝鮮が一方的にキャンセルしていた。北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議がまもなく中断1年を迎える中、金正日(キムジョンイル)総書記が「7月にも復帰」と発言したことを受け、韓国政府は閣僚級会談でも北朝鮮当局から6カ国協議への早期復帰の確約を取りたい意向だ。
会談の南北代表は、韓国側が鄭東泳(チョンドンヨン)統一相が首席代表、北朝鮮側は権虎雄(クォンホウン)内閣責任参事が団長を務める。2人は先日、平壌で開かれた「6・15統一大祝典」で会談している。
金総書記は17日の鄭統一相との会談で南北関係について(1)8月15日に南北離散家族再会事業を再開する(2)軍事会談である将官級会談を再開する(3)水産当局者会談を開催する−−などで合意している。閣僚級会談は、これら各種南北対話と交流行事を具体的に進めるための話し合いになる。
過去の会談では、北朝鮮の核問題を合意文に盛り込むかどうかで対立し北朝鮮が「核問題は米国と話し合う問題」と拒否してきた。今回の合意文で核問題がどう扱われるかも注目される。
また、北朝鮮は18日、肥料15万トンの支援を韓国に要請しており、肥料支援も議題になる。韓国側は5月から6月にかけて20万トンの肥料を北朝鮮に送っている。
毎日新聞 2005年6月20日 19時14分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050621k0000m030035000c.html