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<最前方GP銃器事故>自由な新世代と抑圧的軍文化の衝突
言葉による暴力や殴打を防ぐため、大々的な軍規確立を推し進めてきた軍に、19日、8人が死亡するという最悪の銃器事故が発生した。
今回の事故は一方では指揮方式に圧迫感を覚えて適応できなかった新世代の意識とまた一方では軍の文民化と人権を強調する中、新たなやり方の指揮権を見出せない軍内の文化が衝突したものという分析がある。
また最前方警戒所(GP)で発生した銃器事故という点で緩む社会的雰囲気の中、軍内部からも紀綱に対し憂慮する声が上がっている。
◇軍の紀綱はどうなっているのか
京畿道漣川郡中面(キョンギド・ヨンチョングン・チュンミョン)の今回の事件発生現場は南北に分かれる軍事分界線(MDL)から1キロも離れていない最前方地域にある。
軍関係者は「何よりもこのような場所で我軍に向かって射撃事故が起こしたのが衝撃的だ」と話している。
19日はキム一等兵が弾倉と手投げ弾を持って内務班に入ったが、軍関係者は「一般的に前方警戒所では内務班に弾倉や手投げ弾を持って入ることはできない」と話している。またキム一等兵は2人1組で勤務した境界陣地からも離脱している。
◇衝突する文化
キム一等兵は「殴打はなかったが、悪口など言葉による暴力があった」と陳述している。軍内部では指揮部の努力にもかかわらず依然として言葉による暴力を通じた「指揮」が行われていることが反証された。
専門家は、入隊前まで自由に育ってきた新世代将兵が、他人から自分の行動について抑圧的に制約される兵営文化に適応できないと指摘している。
一方、指揮官たちは変わりつつある新世代への対応の難しさに頭を悩ませている。ある将校は「問題のある兵士を対象に動向カードを毎日作成して管理してきた」と述べた。
◇検挙過程
事件発生10分後、警戒所長が当時軍服を着ていた部隊員5人を練兵場に集合させた。武装解除させ、観測将校の部屋に拘禁させた。そこで手に火薬のにおいのあるのを確認させた。この過程でキム一等兵が持っていた銃器がほかの人のものであるという点も確認されると、キム一等兵は自白し、その場で逮捕された。
チェ・ビョンゴン記者 関連記事 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=64724&servcode=400§code=400
2005.06.20 09:28:36
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