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降伏こそ、ドイツは日本より早かったが、独裁度ではどちらが徹底していたかは分からない。
日本本土は、地上戦をやっていない。やったのは沖縄であり、中国東北部であり、ドイツである。ドイツは本土決戦をやっており、降伏が早くても、事態は日本を超えている。東京はソ連軍に占領されて、女性がレイプ暴行尽くしにされるのを免れているし、日本は結局本土がそのような地上戦の前に降伏しているのである。ドイツは首都陥落後もヒトラーが死ぬまで総統であった。日本では東条英機は終戦の前年に退陣しており、その独裁度は限定されたものであった。降伏した時の首相は東条ではないのである。
小泉は終身独裁者であったヒトラー、スターリン、フランコ、蒋介石、毛沢東、金日成とは比べ物にならない。あくまで会長の下の社長であって、東条英機や天皇の叱責を受けてショック死した田中義一、国王から「お前はイタリア一の嫌われ者だ!」と叱責され解任されたムッソリーニと比較しても、ヒトラーと比較するのは間違いだ。
ヒトラーは死ぬまでオールマイティであり、自分が東条英機であると同時に天皇陛下でもあった。小泉の前にはしばしば辞めた中曽根やら橋本やら森、さらに首相候補の安部やらが出て、どこに小泉がいるのか分からないことが多い。ヒトラーは自分が一番上だが、小泉は東条同様、もっと上の人から辞めさせられる可能性があるのだから、ヒトラーと比較するのは失礼であろう。