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きょう日韓首脳会談 韓国、カメラ入場拒否 共同会見、NHKに異例対応
小泉純一郎首相は二十日午後、ソウル入りし、青瓦台(大統領官邸)で盧武鉉大統領と会談、直後に同所で共同記者会見を開くが、記者会見場へのNHKのカメラクルーの入場を韓国側が拒否していたことが十九日、わかった。
外務省によると、韓国側から「入場拒否」の情報が入ったのは十七日。理由については、明らかでないが、「警備上の都合ではないか」としている。
NHKは首相が海外を訪問し、現地で共同記者会見を行う際、原則として記者とは別にカメラクルーが記者会見場に入場して会見の模様を生中継しており、相手国の事情から拒否されるのは極めて異例だという。
日韓両国の首脳が相手国を半年に一度訪問する「シャトル首脳外交」は昨年七月、正式にスタートした。韓国・済州島で開かれた第一回首脳会談後の記者会見では、韓国・KBSとともにNHKも会見場所にカメラクルーが入場しており、急激な日韓関係の冷え込みの余波を受けた格好だ。
このためNHKでは、KBSが収録する映像を利用して会見を生放送する予定だが、「詳しい経緯は言えない」(広報)としている。
また、共同記者会見は、報道各社の入場記者数に厳しい制限がつけられたほか、日韓両国政府は、取材記者に両首脳に質問しないよう要請。会見は、両首脳が一方的に会談の成果を発表するだけのものになりそうだ。
今回の首脳会談では、小泉首相の靖国神社参拝が最大の焦点となるとみられることから歴史認識をめぐって首脳間の激しい応酬が予想される。
また、島根県議会が「竹島の日」条例案を採択したことをきっかけに、改めてクローズアップされた竹島問題についても話し合われるものとみられる。
このため記者会見で、こうした問題に質問が集中し、両首脳の意見の違いが浮き彫りになれば、「日韓関係がさらに悪化しかねない」(日韓関係筋)との懸念から質疑応答をとりやめたものとみられるが、露骨な「情報統制」との批判も出そうだ。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/20pol001.htm