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【中国】全国のうつ病患者数2600万人、遅れる有効治療
「中国のうつ病患者数は2600万人。そのうち、薬物による治療を受けているのは10%程度」。北京市内で開催されたアジア精神学会サミットで、中国でもうつ病に蝕(むしば)まれる人が多く、きちんとした治療を受ける人が少ないという実態が報告された。
この精神学会サミットで、中華医学会精神病学分会の周東豊・主任委員は、中国におけるうつ病の発病率は3−5%であり、そのうち10−15%が最終的に自殺をする恐れがあると報告した。
また、うつ病の発病率の高さとはうらはらに、都市部の病院でもうつ病感化に対して「うつ病である」との正しい診断をする率が20%程度にしかすぎないという実態も紹介。
さらに、多くの人が「うつ病は心の病気であり、薬物による治療の可能性を考えに入れていない」など、うつ病に対する知識が普及していないという問題点も指摘した。
周・主任委員は、「うつ病に対する知識を高めること、早期に診断を下すこと、薬物治療を行なうことが、社会と経済の負担を減少させる有効な手段だ」と主張した。
なお、日本の場合には5人に1人が一生のうちに1度はうつ病を経験するなどといわれている。(編集担当:如月隼人)
(サーチナ・中国情報局) - 6月19日13時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050619-00000000-scn-int