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<中国>土地収用めぐり農民が襲撃され6人死亡 河北省
【北京・大谷麻由美】中国河北省定州市南部の縄油村で11日、土地収用に絡んで農民が襲撃される事件が発生し、村民の話では6人が死亡、48人が負傷した。北京紙「新京報」が報じた。これを受け、河北省党委員会は13日、定州市の和風・党委書記と郭振光市長の免職を決定した。土地収用を巡る地方政府と農民の衝突は全国各地で頻発している。中国政府も問題を重視しており、今回は地元幹部の免職という素早い対応で事態の早期収拾を図った模様だ。
同紙によると、縄油村で11日未明、土地収用側とみられる200〜300人がヘルメットをかぶり迷彩服を着て、こん棒、カマ、消火器、押し車などで、収用に反対する農民を約1時間余りにわたり襲撃した。
同村では03年、国家プロジェクトの河北国華定州発電所の建設のため農地収用が行われた。補償金が安かったため、農民側は土地収用補償金の標準価格の支払いを希望したが聞き入れられず、小屋を立てて抗議。工事の施工は進まず、双方のにらみ合いが続いていた。
(毎日新聞) - 6月14日22時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000122-mai-int&kz=int