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政府、北朝鮮の核心人物30人を確認
金正日(キム・ジョンイル)国防委員長体制の北朝鮮政権を率いる核心人物が明らかになった。
労働党と内閣、軍部など分野別に布陣する30人だ。
中央(チュンアン)日報が単独入手した政府当局の内部文件は彼らパワーエリートのリストとともに具体的な人的事項などを含んでいる。
この文件は先月、南北当局対話再開などを契機に政府が北朝鮮権力構図を把握するために秘密裏に作成したことがわかっている。
分野別名簿は政治分野10人をはじめとし▽経済、軍需3人▽対南4人▽外交4人▽軍事−−9人だ。
政治部門には金正日委員長を頂点とし、名目上対外随伴の役割をする金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長とヨン・ヒョンモック国防委副委員長、チュ・サンソン人民保安相(警察庁長官)らが含まれている。
金正日委員長の最側近に分類されるイ・ジェカン組織指導部第1部部長の顔も確認された。
経済と軍需工業分野では、核心の総理と分類されるパク・ボンジュ内閣総理とチュ・ギュチャン労働党軍需工業部第1部部長、キム・クァンリン国家計画委員長の顔が見える。彼らは2002年7・1経済管理改善措置など北朝鮮の経済改革を主導する勢力であると政府当局は把握している。
南北当局間の対話と統一戦線戦術を主管する対南分野には、林東玉(イム・ドンオック)党統一戦線部第1部部長らが入っている。
北核問題と北米関係、6者会談などを担当する外交部門は崔泰福(チェ・テボック)党国際担当秘書を主軸とし、外務省の白南淳(ペク・ナムスン)外相と姜錫柱(カン・ソクチュ)第1外務次官、金桂寛(キム・ケグァン)北朝鮮外務次官らが挙がっている。
30人の核心人物のうち軍部人事が9人も含まれた点も目につく。政府当局者は「軍を最優先配慮する先軍政治など、金正日党書記委員長の統治スタイルがその理由」と分析した。チョ・ミョンロック総政治局長とキム・ヨンチュン総参謀長、キム・イルチョル人民武力部長ら軍部の核心3人衆が最上位に上がっている。
総政治局副局長のヒョン・チョルヘ、パク・ジェギョンと総参謀部作戦局長のイ・ミョンス隊長ら金正日党書記委員長の軍部隊訪問に必ず随行する核心人物3人の姿も見える。
統一研究院チョン・ヨンテ研究委員は「金正日時代の権力の動向をひと目で示す資料だ」とし「故・金日成(キム・イルソン)国家主席時代に比べ、はるかに実務的な人物を抜てきし、全面に布陣させたという点で金委員長の 実用主義的なところが見られる」と話している。
特別取材チーム
2005.06.14 09:23:49
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=64519&servcode=500§code=500