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小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したのは違憲で精神的苦痛を受けたとして、国などに損害賠償を求めている台湾先住民ら約60人が14日、戦死した台湾先住民の合祀(ごうし)取り消しを求めるため、靖国神社を訪れようとしたが、右翼が神社の周囲を占拠したとして、訪問を断念した。
原告側の支援者らによると、台湾先住民らは靖国神社の近くまでバスで乗り付けたが、警察側の要請を受けて、神社に立ち入らずに引き揚げたという。
警視庁は、台湾先住民が靖国神社を訪れた場合、右翼との衝突は避けられないと判断し、神社側と協議した上で、訪れないよう要請することを決めたとしている。
台湾の先住民族は1940年代、旧日本軍の南方最前線に大量に投入され、多くが戦死し靖国神社に祭られたとされる。原告側は「加害者と同じところに祭られているのは許せない」として、2度にわたり靖国神社を訪れ、合祀の取り消しを求めたが、神社側は拒否したという。
大阪地裁は昨年5月、小泉首相の靖国参拝は私的なものと判断し原告の請求を棄却。原告は大阪高裁に控訴している。
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「わたしたちはまた来る。祖先の霊を返してもらいたい」。台湾から祖先の霊を祭るために訪れた人たちは14日、2台のバスに分乗し、靖国神社を訪れようとしたが、約300メートル手前で足止めに。右翼関係者とみられる男たちの怒声が飛び交う中、台湾先住民の高金素梅さんは時折、涙ぐみながら声を張り上げた。
バスの周囲を警察、右翼団体、報道陣が取り囲み、物々しい雰囲気。原告らはバスの中で祖国の歌を歌い、右翼団体メンバーは「帰れ」と罵声(ばせい)を浴びせた。
高金さんは「わたしたちの中には、靖国神社に合祀(ごうし)されている遺族がたくさんいます」と話し「平和に反対する人が占拠しているのは非常に問題だ」と語り、靖国神社近くに集まった右翼団体を批判した。
警視庁によると、靖国神社には、早朝から約100人の右翼団体メンバーが詰め掛け、騒然とした雰囲気に包まれた。警視庁は台湾先住民らと右翼団体がトラブルにならないよう機動隊などを動員し、最大150人で警戒に当たった。
(共同)
(06/14 11:38)
http://www.sankei.co.jp/news/050614/sha035.htm
【ワヤクチャ】
これぞ暴力支配の実態です。
台湾先住民らのこのほどまっとうな要請に対して「帰れ」と罵声を浴びせるのです。
日本人はこれをどう思うのでしょうか?
戦争への道を阻止する為にはこういった右翼との対決は避けられないでしょう。
この事件は日本の反戦勢力の力の弱さを表すものです。
靖国神社は遺族の要請を受け入れろ!
死者の魂はまず遺族に帰属するものであり、靖国神社や天皇に帰属するものでは無い。
死んでもなお魂の所有を主張する天皇制を解体しよう!