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愛知万博で展示予定のシンガポールの中学校教科書から
日本の占領を「3年半の生活は人々にとって悪夢以外の何物でもありませんでした」とし、
日本軍の憲兵隊について「敵であると通報された人々は尋問を受け、その多くが残酷な拷問のために死に至りました」等の記述を削除したそうだ。
(占領地に、敵であると通報する”密告者”をうみだし、その人を日本兵が殺していく日本軍の残虐な仕打ちはシンガポ−ルでも常識なのだ!)
−−以下全文
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-11/14_03_2.html
2005年6月11日(土)「しんぶん赤旗」
愛知万博
「侵略」記述 外れる
市民団体の外国教科書展示
愛知万博・瀬戸会場で開催されている市民プロジェクトの外国教科書展示が六日から始まりましたが、当初予定された展示内容を企画した団体が直前に見直し、第二次大戦中の日本の侵略などの記述部分を外していることが分かりました。
展示は、「日本が外国からどのように見られているか事実を知ることで、異文化理解をはかろう」と、「マルチカルチュラル・プレイング・フィールド」(渥美育子代表理事)が企画。十六カ国十七冊の歴史、地理などの教科書中、日本の記述部分を和訳し展示(十二日まで)しています。
シンガポールの中学校で昨年まで使われていた社会科教科書は、132ページ中39ページで日本が占領した時代を記述。展示される予定だった記述部分には、日本の占領を「3年半の生活は人々にとって悪夢以外の何物でもありませんでした」とし、日本軍の憲兵隊について「敵であると通報された人々は尋問を受け、その多くが残酷な拷問のために死に至りました」などとあります。
渥美代表理事によると、展示内容を具体化した今年四月、博覧会協会から「政治的なものは万博では扱えないので、日本の侵略の記述は展示しないよう圧力があった」といいます。
博覧会協会の市民プロジェクト担当者は、展示しないよう要請したことを否定。「企画した団体がテーマとして挙げた異文化理解という視点で展示するようにアドバイスした。歴史教科書を展示するのであれば、歴史認識というテーマを立ててやるべきであり、中途半端に展示すべきではないと伝えた」と話しています。
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−以上抜粋おわり
博覧会協会の市民プロジェクト担当者 の弁で「異文化理解」というなら、当然シンガポールの中学生が、習っているありのままの教科書を日本国民に知らせるべきだ。
http://www.expo2005.or.jp/jp/A0/A1/A1.1/index.html
愛・地球博とは
−一部抜粋
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人間らしい交流の原点とは、何だろう。
それは人が人と出会い、語り合い、理解し合い、尊敬し合い、愛し合うことにあるのではないか。
そのための交流の舞台“EXPO 2005 AICHI,JAPAN”をつくろうと思う。
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−−とある。
アジアの人が、日本人をどう見ているのか?
自分たちに都合の悪いものは隠せば、真の「人と出会い、語り合い、理解し合い、尊敬し合い、愛し合うこと」当然出来はしない。
侵略を忘れ、侵略された人々の痛みを忘れた独りよがりの日本人は、ここでもわずかに見られるが、
−−愛称を「愛」・地球博といわれる愛知万博には、愛などない。
小泉による
−−侵略を忘れ、侵略された人々の痛みを忘れた戦争をできる人間づくり−
は「愛」地球博にも現れている。
小泉式の「愛」 は、かくも全くすばらしい....。