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政府は十一日、核開発をめぐる六カ国協議で、北朝鮮による平和利用目的の核開発も容認しない方針を打ち出すことを決めた。北朝鮮は今年二月の核保有宣言以来、国際社会に核保有国として認知を迫る姿勢を強めており、北朝鮮の核開発放棄を目的としてきた六カ国協議の性格が変容する懸念が出ている。ワシントンで十日(現地時間)行われた米韓首脳会談が六カ国協議の早期再開を確認したこともあり、日本政府として、原子力発電所など平和利用目的も阻止する姿勢を鮮明にすべきだと判断した。
北朝鮮は過去の六カ国協議で、米国が敵視政策をやめれば、すべての核兵器関連計画を放棄するとしながらも、平和利用目的は除外されるとの見解を示していた。
北朝鮮による平和利用目的の核開発について、米国は容認しない姿勢を堅持しているが、「中国などは一定の条件下ならば、認めてもいいという姿勢」(日中関係筋)とされる。
日本政府は昨年六月の前回協議で、北朝鮮は完全な核計画の廃棄を国際的な検証を受け入れて行うべきだと主張したが、平和利用を含むかどうかは言及していない。
しかし、政府内では「北朝鮮が平和利用を名目に核兵器開発に邁進(まいしん)してきたことを考えれば、平和利用名目の核開発も絶対に容認できない」(外務省幹部)との声が根強い。
これに、北朝鮮の六カ国協議の性格を変えようという動きが、顕著になっていることも加わった。
前回協議で、米国は、北朝鮮に高濃縮ウランを含むすべての核計画の廃棄の確約などを条件にエネルギー支援を実施することなどを提案。同年九月末までに再開される協議で北朝鮮が回答する見込みとなっていた。
ところが、北朝鮮は協議再開に応じず、今年二月には「核保有宣言」と「六カ国協議の無期限中断」を表明し、三月には六カ国協議を「軍縮会談」とするように求める談話を発表。金桂寛外務次官が今月八日放送の米ABCテレビのインタビューで「米国の攻撃を防ぐために十分な数の兵器を持っている」と述べるなど、核保有国として米国との交渉に臨む姿勢を示唆している。
こうした北朝鮮の対応を日朝関係筋は、「不利な立場になった北朝鮮が六カ国協議の性格を一気に変え、自国に有利なものにする狙いがある」と分析しており、日本政府の「平和利用目的も容認しない」との方針を打ち出すことにつながった。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/12iti003.htm
【ワヤクチャ】
6カ国協議を北朝鮮に対して一方的に要求する場にするのは間違い。
北朝鮮が主張するように6カ国軍縮会議にするべきだ。
日本は原発をこれだけ稼動しておきながら北朝鮮の平和利用に反対する資格は無い。
自国の軍事的・経済的優位を確保しようという発想でこのような外交会議に臨むのは間違い。
そんな事で相手が妥協するはずが無い。
まして、相手は金正日だ。
軟着陸の筋道を求めて軍縮会議を開くしか無い。
言っておくが私は北朝鮮支持者では無い。
北東アジアで戦争をする事が無いように何をなすべきかを述べているダケだ。