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「背信、怒り、劣等感…」 連続殺人犯・柳永哲の精神世界
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/10/20050610000063.html
「ジキル博士とハイドは多重人格で互いの存在を知らないが、私は私の日常的な姿と殺人を犯す時の姿を全て知っている」 「私はごろつきだ」…。
連続殺人犯の柳永哲(ユ・ヨンチョル/35)が自身の精神鑑定を行ったキム・ムジン(50)公州治療監護所長に話した言葉だ。
精神科専門医のキム所長は昨年11月、ソウル拘置所で柳永哲と7回にわたり面談した後、「柳永哲は反社会的人格障害者で、殺人が呼び起こす結果を予測できないほどの精神病者ではなかった」という鑑定書を裁判所に提出した。
キム所長は10日、「柳永哲はてんかん、色盲、父親と兄の自殺などを話しながら、自身を悲劇の主人公にする傾向が強かった。自らを階伯将軍(百済末期の将軍)に喩えるなど誇大妄想的心理も観察された」と語った。
キム所長は、「柳永哲の連続殺人は、周囲に対する背信や怒り、劣等感や不遇な家庭環境に対する反感などの複合的な表出」と診断し、「柳永哲は離婚して息子の養育権を奪われ、同居していた女性も離れて行き、周囲に対する不信が極まった挙げ句“最後の希望の綱”まで手放してしまったようだ」と説明した。
キム所長は「柳永哲に会って、まっとうな性格の発達と形成に、家庭の役割がどれほど重要であるかを改めて考えさせられた」と話した。
大田=イム・ドヒョク記者 dhim.chosun.com (ブログ)
【特集】史上最悪の連続殺人犯検挙
http://japanese.chosun.com/site/data/category/murder/murder-0.html