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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050610-00000196-kyodo-int
【北京10日共同】北京市房山区政府は10日、日中戦争が激化する中で行方不明になった北京原人の頭蓋(ずがい)骨の化石を見つけ出すための専門委員会を来月2日に発足させることを明らかにした。捜索はこれまで民間や学者の間で行われてきた。今回、中国当局が初めて本格的に乗り出すことになり、日本や米国にも協力を求めていく。
1927年に北京郊外の周口店遺跡で現代人と異なる歯の化石が出土。29年にはほぼ完全な頭蓋骨の化石が発見され、北京原人の存在が判明した。37年まで発掘が行われ、多数の化石が見つかった。
その後、日中戦争の激化を受け、米中関係者が41年に化石を米国へ移送するよう決定。同年12月8日に米国の輸送船で天津港から運び出す予定だったが、同日の日米開戦に伴う混乱の中で行方不明になったという。
(共同通信) - 6月10日18時39分更新