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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050609k0000m040100000c.html
1871年に台湾屏東県牡丹郷に漂着した琉球の漁民54人が先住民に殺害された牡丹社事件について、「和解と交流」を図るため台湾の地元関係者ら27人が14日から沖縄を訪問する。訪問団長の林傑西・牡丹郷長が8日、台北で発表した。
牡丹社事件は、日本が開国後初めて海外に派兵した1874年の「台湾出兵」の理由となった歴史的な出来事。林郷長らは19日までの滞在中、那覇市にある54人の琉球民の墓参りをし、遺族らと交流する。
台湾出兵から130年の昨年には日本の研究者らが牡丹郷を訪問し、事件に関するシンポジウムを開いた。交流活動を企画した文藻外語学院(台湾・高雄市)の楊孟哲助教授は「日本の軍国主義につながった歴史的な事件を忘れず、双方の和解を図るため交流を深めたい」と語った。(台北・共同)
毎日新聞 2005年6月8日 21時41分