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ビッグ・リンカー達の宴2−最新日本政財界地図(3)
2004年06月17日(木)
萬晩報通信員 園田 義明
http://www.yorozubp.com/0406/040617.htm
というのもこの「アジア安全保障会議」は「シャングリラ・ダイアログ」とも呼ばれており、オーストラリア、日本、シンガポール、英国各政府から財政支援を受けた英国際戦略研究所(IISS)が主催し、後援企業として日本からは朝日新聞、そして世界を代表する防衛企業であるBAE・システムズ(英)、ボーイング(米)、ヨーロピアン・エアロノーティク・ディフェンス・アンド・スペース(EADS、欧州)、ノースロップ・グラマン(米)、タレス(仏)、シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリングなどがずらりと並んでいるのである。
また、英国に本社を置く企業向けインフラソフトウェア会社であるオートノミーも後援しているが、このオートノミーの取締役会にはあのリチャード・パール元国防政策委員会委員長の名前がしっかりと刻まれている。また、これまで行われた2回の会議には米国からウルフォウィッツ国防副長官がいずれも出席しており、将来有望なアジアの防衛マーケットで米欧がしっかりと手を結んでいることがわかる。
単独主導的な企業の代表であり、チェイニー副大統領に最も近いロッキード・マーティンの名前が後援企業に含まれていないことも注意を払うべきだろう。また「最新アメリカの政治地図」(講談社新書)で米・欧企業間のリムランドのような存在として紹介したBAE・システムズの存在を覚えておいてほしい。
■介入するビルダーバーグ会議
http://www.yorozubp.com/0406/040617.htm