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ひとに骨柄があるように国には国柄がある。
http://blog.goo.ne.jp/takkie0516/e/a8916fc788ea8debb923d6ebbba8b1c2
コメント欄にも多数のご意見が寄せられているが、わたしもまた職務に精励しておられる海上保安庁の皆さん方に、ただ頭を垂れるしかない。キチガイの言っていることを真に受ける日本人などいないだろうが、結局のところ、事件は日本政府の政治的妥協によって、事態の収束が図られることとなった。
産経新聞は、この件について次のように報道している。『長崎県・対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で対馬海上保安部の検査を拒否した韓国漁船が逃走した事件で、海上保安庁と韓国海洋警察庁は2日、漁船が漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑を認めることなどを条件に、船と船長の身柄を韓国側に引き渡すことで合意した。日本政府は今月20日を軸に調整が続いている日韓首脳会談を控え政治問題になることを避けた格好だ』。これが、日本側の報道であるが、当の韓国側はどう報じているか、見ておくのも悪くはないだろう。
朝鮮日報は、事件の結末について、こう伝えている。『韓国海警は「50万円の違反担保金は不法操業とは関係なく、立ち入り検査のための停船命令に応じず逃走したことに対して科された」とし、「その部分に対しては日本の管轄権を認めた」とした』。そして、そのうえで、事態解決の裏を次のように報道しているのである。『(韓国の)政府当局者は「2日未明まで日本海上保安庁が合意に強く反対していたが、この日午前、日本政府の上部が妥結を促したと聞いている」と述べた』と。
何のことはない。『ウリはEEZを侵犯なんかしていないニダ!日本側がウソを付いているニダ!』という主張が、『日韓首脳会談をおもんばかる日本政府の妥協』によって、通ってしまったということである。二日にわたって海上保安官が韓国の違法行為を見逃すまいと、日本海上で頑張ってくれていた強盗を、日本側の一方的妥協によって泥棒の親分にくれちまったとは、現場の海上保安官や、今回の事件の行く末を固唾をのんで見守っていたであろう沿岸漁民の皆さんの胸中を察するときに、まことに慚愧に堪えない。海上保安庁幹部の『身柄の引き渡しを巡って紛糾するなど多くの課題を残した。必ずしも前例とはしたくない結果であり、今後、韓国側と協議したい』という発言に、苦渋の胸中が見て取れる。こんなヘタレな政府を養っているわれわれは、海上保安官や沿岸漁民に対してまことに恥ずかしく思う。
考えてもみよ。このような妥協の積み重ねのひとつひとつが、どれほど韓国の横暴を助長してきたことか。ひとに骨柄があるように、国には国柄というものがある。韓国の海洋警察庁は2日、この泥棒船が日本のEEZ内で操業はしていなかったとの調査結果を発表した。日本の海上保安庁が嘘をついているのか、韓国の海洋警察庁が嘘をついているのか、わざわざ問うまでのこともないだろう。おのれの売春婦としての過去の汚名を雪ぐために、日本軍に攫われたなどと嘘を付いて他国を貶めるがごとき汚穢婆という汚辱の国民。それを恥じてたしなめるどころか、国家として喧伝して飽きたらず、ついには批准済みの条約まで反故にして、謝罪せよ賠償せよという汚辱の国柄。さすが、『反民族行為真相糾明特別法』というリンチ・ローで、対日協力者をあぶりだそうというキチガイ国家の面目躍如である。
汚辱の国柄と向き合うときに、妥協だけが日本のとるべき態度か。それなりの態度があると考えるのは、きっとわたしだけではあるまい。