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グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】 (ブルームバーグ)
2005年5月31日(火)19時54分
5月31日(ブルームバーグ):アジア・オセアニア各株式市場の動き
は以下の通り。
【香港株式市況】
香港株式相場は4営業日続伸。チャイナ・モバイル(中国移動)は、米メ
リルリンチのリポートを受け中国携帯電話市場の競争が緩和されるとの見方が
強まり、値を上げた。
ハンセン指数の終値は前日比21.97ポイント(0.2%)高の13867.07
と、ここ4営業日での上昇率を2.3%に拡大した。月間では0.3%安と、ここ
3カ月で2度目の下落となった。
31日の取引ではハンセン指数を構成する33銘柄は、13銘柄が上昇、17
銘柄が下落、3銘柄が変わらず。ハンセン指数先物(6月限)は前日比0.1%
高の13902。ただ、中国本土企業38社で構成するハンセン中国企業株(H
株)指数は0.4%安の4593.03となった。
加入者数で世界最大の携帯電話会社、チャイナ・モバイル(941 HK)は
70セント(2.5%)高の28.45香港ドル。同業のチャイナ・ユニコム(中国
聯通、762 HK)は5セント(0.8%)高の6.25香港ドル。
メリルリンチのアナリスト、ウェンディ・リウ氏とアリステア・スコット
氏はリポートで、携帯電話業界では2003年遅くから2004年にかけて「競争
が激化」したが、価格競争は安定化する「公算が高い」と指摘した。両氏はチ
ャイナ・モバイルの投資判断を「買い」に据え置いた。
モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSC
I)の中国指数に6月1日から採用される11銘柄のうちの1つ、農産物生産
の超大現代農業集団(682 HK)は12.5セント(4%)高の3.225香港ドル。
MSCI香港指数に組み入れられる半導体設計会社ソロモン・システック・イ
ンターナショナル(2878 HK)は7.5セント(2.7%)高の2.90香港ドル。
(ハンセン指数のグラフ: {HSI 【台湾株式市況】 台湾株式市場の加権指数は4営業日続伸。国泰金控(2882 TT)や彰化銀行 タ・チョン・インベストメント・トラストのファンドマネジャー、セリー 一方、半導体ファウンドリー(受託生産)世界2位の聯華電子(UMC) 加権指数の終値は前日比2.04ポイント高の6011.56。一時0.5%安まで下落 (台湾加権指数のグラフ: {TWSE 【中国株式市況】 中国株式市場では、上海総合指数が続伸となった。中国石油化工(SIN 国聯基金管理(上海)で1億2300万ドル(約133億円)相当の運用に 上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している 中国政府は国内大手企業に非流通株の売却計画を進めるよう促した。国 中国国営の新華社通信が31日報じた声明で政府は、大手企業による非 アジア最大の製油会社SINOPEC(600028 CH)は0.04元 (上海株に関する画面 {SHASHR 【シンガポール株式市況】 シンガポール株式相場は3営業日ぶりに反落。ユナイテッド・オーバー ST指数の終値は、前日比10.15ポイント(0.5%)安の2161.77。S 資産規模でシンガポール2位の銀行ユナイテッド・オーバーシーズ銀 (シンガポール株式市場での銘柄別出来高ランキング: {MOST SP 【オーストラリア株式市況】 ASX200指数は前日比26.30ポイント(0.6%)安の4106.40。 (ASX200指数のグラフ: {AS51 【韓国株式市況】 韓国総合株価指数は前日比1.17ポイント(0.1%)高の970.21。 (韓国総合株価指数の日中価格グラフ: {KOSPI 【フィリピン株式市況】 総合指数は前日比42.77ポイント(2.3%)高の1929.38。 (フィリピン総合指数のリターン分析: {PCOMP 【タイ株式市況】 SET指数は前日比0.65ポイント(0.1%)安の667.55。 (SET指数のグラフ: {SET 【マレーシア株式市況】 クアラルンプール総合指数は前日比9.23ポイント(1.1%)安の860.73。 (クアラルンプール証取総合指数への構成銘柄寄与度: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
(2801 TT)が高い。台湾立法院(議会)が、金融機関の不良債権処理を支援す
る総額1100億台湾ドル(約3800億円)の基金を承認したことが好感された。
ヌ・チアン氏は、不良債権処理の支援基金によって「金融株は押し上げられ
る」と語った。
(2303 TT)など半導体株は下落。30日発表された4月の世界半導体売上高が
前月比1.2%の減少だったことが嫌気された。
する場面があったものの、持ち直した。台湾株価指数先物(6月限)は同
0.2%安の5943。加権指数の5月の月間騰落率はプラス3.3%だった。
OPEC)など一部の時価総額上位銘柄が高い。政府による「非流通株」売却
の試験プログラムにこうした大手企業も参加するとの期待が広がった。
携わっているハン・チホン氏(上海在勤)は、「SINOPECのような
大手企業は、株価や収益性の面で投資家にとって非常に魅力的」と述べている。
上海総合指数の終値は、前日比0.58ポイント(0.1%)高の1060.74。深
セン証券取引所のA・B両株に連動の深セン総合指数の終値は0.09ポイント
安の262.25。月間では、上海総合指数が8.5%安、深セン総合指数は7.5%
安と、ともに3カ月連続の下落となった。
有企業の政府保有株は総額2450億ドル(約26兆5000億円)にも及ぶが、
試験的な非流通株売却プログラムを拡大したい考えだ。
流通株放出は市場の良い見本となり、投資家に株式売却プログラムへの「安定
した見通し」をもたらすと述べている。
(1.1%)高の3.55元と、5月10日以来の大幅上昇。世界最大の水力
発電事業、三峡ダムプロジェクトを進める中国長江電力(600900 CH)
は20元(2.6%)高の7.78元。中国最大の製鉄会社、上海宝鋼集団の上場
子会社、宝山鋼鉄(600019 CH)は0.07元(1.5%)高の4.80元。
シーズ銀行など銀行株が安くなった。ストレーツ・タイムズ(ST)指数が
前日、6週間ぶりの大幅上昇となったことから、買われ過ぎとの懸念が広が
った。
T指数を構成する50銘柄では、22銘柄が下落、21銘柄が上昇、7銘柄が変
わらず。月間では、ST指数は1.7%高と、ここ7カ月間で6度目の上昇。
(UOB SP)は前日比20セント(1.4%)安の14.30シンガポール・ドル。
一方、物流のセムコープ・ロジスティクス(SML SP)は6セント(3.6%)
高の1.74シンガポール・ドル。英紙フィナンシャル・タイムズが、シンガ
ポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスが保有するセムコープ・
ロジスティクス株を売却する公算があると報じたことが好感された。
ク(STAT SP)は3セント(2.6%)高の1.19シンガポール・ドル。
コスダック(店頭市場)総合指数は3.23ポイント(0.7%)高の471.48。
数の時価総額に各構成銘柄が占める比重: {PCOMP
{KLCI
東京 笠原文彦 Fumihiko Kasahara
fkasahara@bloomberg.net Editor: Okochi
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/mn_jbntext.html?id=31bloomberg33amhbXANYrJgk
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